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路面電車情報

世界で注目を集める新・路面電車
「ライトレール」



交通渋滞による自動車輸送の限界、地球温暖化への対応など新しい時代の都市交通網を模索する中、再評価されてきた路面電車は「ライトレール」と呼ばれ、現在は世界中で注目されています。ライトレールという言葉が生まれた経緯や世界各国の導入事例などを紹介します。

ライトレールとは

ライトレールとは

ライトレールという言葉は、1970年代半ば頃、アメリカ合衆国の連邦交通省によって制定された言葉です。1960年代以降、路面電車はモータリゼーションの波を受け、アメリカでもその大部分が廃止に追い込まれていました。ボストンやサンフランシスコなど数都市では残っていたものの、時代遅れな乗り物とされていたのです。しかし「自動車の時代は終わった」という政府の政策転換を機に、路面電車の近代化が図られた結果、「線路の強化」「専用軌道化」「高速化」「乗り換え設備の改良」といった様々な高度化が実施されました。呼び名もイメージチェンジを図るため「ライト・レール・トランジット(LRT)」と変更され、使用する車両も一新され「ライト・レール・ヴィークル(LRV)」と呼ばれています。

LRTの発展

カナダのカルガリーで1981年に開業し、およそ2kmの目抜き通りを併用軌道で走る「トランジットモール」が採用されます。これは路面電車をはじめ公共交通機関のみが走れる歩行者道路(ショッピングストリート)のことです。自動車の乗り入れを禁止する代わりに、この区間のLRTは無料で利用できることから、買い物客が増加し、大成功をおさめました。これを受けて、アメリカ合衆国でも本システムの導入が進められ、現在ではポートランドやミネアポリスなどで見ることができます。

この「ライトレール」という呼び名はアメリカ発のものでしたが、ヨーロッパでは以前よりLRTの発想はありました。スウェーデン南部のイェーテボリではすでに1960年代前半に基幹交通としてLRTを据えて、バス路線を廃止したことが記録に残されています。また、ドイツをはじめとするヨーロッパ諸国で「電車の大型化」「連結運転」「軌道のグレードアップ」「専用軌道化」「スピードアップ」が進み、LRTのコンセプトがすでに実現されていました。ドイツではLRTを「シュタットバーン」と呼び、従来の路面電車と区別しています。

世界各国の導入都市

世界各国の様々な都市がライトレールを導入しています。アメリカ合衆国ではサンフランシスコやロサンゼルス、サンノゼ、ミネアポリス、ピッツバーグなど、カナダではエドモンドやカルガリー、オタワなど、ドイツではフランクフルトやハノーファーなどです。他に中国やフィリピンなどでも導入されています。