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路面電車情報

豊橋鉄道「東田線」



愛知県東南端に位置する豊橋市は、太平洋と三河湾に囲まれた、貿易と農業の盛んな都市であり、江戸時代は東海道五十三次の有力な宿場町としても栄えていました。また、市電をこよなく愛する街であり、近年では稀な路面電車の延伸を実現させています。

豊橋鉄道東田(あずまだ)本線の歴史

豊橋鉄道東田(あずまだ)本線の歴史

1925(大正14)年7月、前身の豊橋電気軌道によって駅前~神明~札木十字路間、神明~柳生橋間が開通、同年の12月には東田までが全通しました。戦後は都市復興計画に基づき、軌道の延長や移設、複線化などが進められました。

その後はバス会社との合併により「豊橋交通」と改称、その5年後に名古屋鉄道から渥美線を譲渡され「豊橋鉄道」が発足されています。昭和40年代以降は自動車の増加から他都市同様廃止が進み、駅前から市民病院前間が廃止、柳生橋支線も廃止となりました。

しかし、1982(昭和57)年、岩田運動公園の新設に伴い、日本で当時12年ぶりとなる路面電車の新線「井原運動公園前間」606mが延伸されます。続いて、架線柱のセンターポール化、さらに1998(平成10)年には路線延長によるJR豊橋駅乗り入れなど、活気を取り戻していきます。

この延伸整備は旧建設省(現・国土交通省)が創設した「路面電車走行空間改築事業」の適用第一号であり、存続の危機に陥っていた路面電車に対し、都市交通機関としての再評価のきっかけとなる事業となりました。その後も「とよはし市電を愛する会」が発足し、4月10日の市電の日のイベント開催、市の職員の名刺に市電をあしらうなど、市民が路面電車を守り育てていこうとする機運が高まっていきます。

路線の特徴

路線長は5.4kmで停留所は全部で14あり、単線区間(競輪場前赤岩口間、井原~運動公園前間)と複線区間(駅前~競輪場前間)とがあります。

特徴のひとつは、国道一号線上を走行する区間があることであり、これは日本に現存する路面電車では東田本線だけです。

路線は駅前~赤岩口間(4.8km)と井原~運動公園前間(0.6km)の2路線が運行されています。日中時間帯はおおむね14分間隔で運行されますが、豊橋まつり豊橋市民球場でのプロ野球公式戦などが開催される際には、臨時電車が増発されています。

車両の特徴

多くの車両が全面広告(ラッピング車両)として運行されています。旧名古屋市電や名古屋鉄道、名鉄岐阜線などから譲り受けた車両からなっており、VVVFインバータ車両やLRV車両、また「豊橋路面電車活性化事業計画」の一環として導入され、「ほっトラム」という愛称で親しまれている全面低床車両などが現在運行されています。