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路面電車情報

富山地方鉄道「富山軌道線」



富山平野のほぼ中央に位置する富山市は、北は富山湾、南は立山連峰に囲まれた街であり、江戸時代には薬産業で発展してきたことで有名です。自家用車保有台数が国内トップクラスで、路面電車を都市再生に活用した事例となった、富山市の現況をご紹介します。

富山地方鉄道・富山軌道線の歴史

富山地方鉄道・富山軌道線の歴史

市内線と呼ばれる富山地方鉄道・軌道線の歴史は1913(大正2)年9月に開業した富山電気軌道から始まります。その後すぐに当時の交通公営化の流れを受け、1920(大正9)年には市営化されました。

しかし、1943(昭和18)年に、富山地方鉄道への一元化によって再び民営化されたという経緯があります。壊滅的被害を受けた戦争からの復興を目指し、戦後は射水線や笹津線との鉄軌道直通運転を実施するなど、積極的な展開を図っていきました。

しかし、モータリゼーションの影響で鉄軌道直通路線は徐々に廃止へと向かい、さらに10.7kmあった路線は段階的に縮小されていきました。こうした軌道線の縮小化は、富山市都心部の活力低下につながり、行政サービスの効率低下や、自治体制の圧迫という弊害を生むことになりました。課題の解決策として富山市は、富山線を国内で初めてLRT化した「富山ライトレール」を導入し、他県に先駆けた取り組みとして注目を集めました。

その影響は既存の路面電車にも及ぶこととなり、丸の内駅西町駅間を結ぶ「富山都心線」を開通させて市内線を環状化させることで、百貨店の移転など市街地域の再開発へと発展させ、2013年8月現在、北陸新幹線の延伸に伴う富山駅の高架化に合わせ、富山地方鉄道・軌道線と富山ライトレールとの連結が予定されています。

路線の特徴

路線長は7.3km、停留所は全部で23あり、単線区間(丸の内駅~西町駅間)と複線区間(南富山駅前駅大学前駅間)に分類することができます。路線は3系統・5線路に分かれています。

  • 本線…富山駅前駅~南富山駅前駅
  • 支線…富山駅前駅~丸の内駅
  • 安曇屋線…丸の内駅~安曇屋駅
  • 呉羽線…安曇屋駅~大学前駅
  • 富山都心線…丸の内駅から西町駅

車両の特徴

1997(平成9)年からは、全面広告(ラッピング車両)が導入されています。ラッピング車両とは、車体に広告を施した広告手法のことで、都電8000形をモデルにしたボギー車や、VVVFインバータ制御LRV車両の他「セントラム」「サントラム」などの愛称で親しまれている新型低床車両などが現在走っています。