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路面電車情報

伊予鉄道



愛媛県中央に位置する松山市は四国最大の都市であり、道後温泉や夏山場など観光資源豊かな街でもあります。そんな松山市で「坊っちゃん列車」の復活や「サービス向上宣言」など、新しい試みや地域特性を活かした取り組みを続ける伊予鉄道について紹介します。

伊予鉄道・市内線の歴史

伊予鉄道・市内線の歴史

伊予鉄道は1887(明治20)年に設立され、2013年に現存する私鉄の中では南海電気鉄道に続く歴史を持つ鉄道です。設立の翌年、松山(現・松山市)~三津間が開通、1893(明治26)年には三津口(古町)道後(道後温泉)~松山間が開通し、両線は古町で連絡しています。その後、松山電気軌道を合併すると古町~松山駅前を開業、旧松山電軌郊外線廃止などにより、ほぼ現在のかたちになりました。伊予鉄道の軌道線は1985(昭和60)年頃から1994(平成6)年頃にかけて、年間900万人の乗客数となり安定していましたが、それ以降は減少傾向に陥り年間2~3%ずつ減少していきます。

この傾向を打開するため、伊予電鉄は2001(平成13)年に、「サービス向上宣言」を掲げて、松山市駅前再開発による市街地の再活性化と連携する形でスタートしました。まず、運賃の値下げをはじめ、「いよてつ高島屋」のお買い上げ金額に応じた無料乗車券を提供するサービスや、路面電車とバスとの両方で使える「市内電車・ループバス1Dayチケット」の販売、乗車ごとの運賃割引が自動で行なわれるICカードの発行など、様々な取り組みを行ないました。また、2013年8月現在、将来的に松山空港への乗り入れを視野に入れた延伸も計画されています。

路線の特徴

路線長は9.6kmで、城南線、本町線、大手町線、花園線の軌道線4線に加え、普通鉄道である城北線を加えた5線を総称して「市内線」と呼んでいます。軌間1,067mmで停留所は全部で16あり、架線電圧は全線直流の600Vです。全国的にも珍しい路面電車と鉄道線の平面交差が、古町と大手町の2ヵ所もあります。

車両の特徴

「坊っちゃん列車」は、松山を舞台にした夏目漱石の小説「坊っちゃん」に伊予鉄道の機関車が「マッチ箱のような機関車」として登場することにちなみ、当時のモデルにそのまま復元し、ディーゼル動力による機関車の運行を開始しました。またLRT型のモハ2100形には、超低床式軌道車両も投入され、随時入れ替えを進めています。この他にも旧京都市電の車両や、バス車体の工法で造られた軽量車両などが活躍しています。