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路面電車情報

香港トラム、軽鉄



きらびやかな街並みを、派手な広告電車が所狭しと駆け抜けるイメージの強い香港の路面電車について、その歴史や最新の動向について紹介します。

香港の市街地を細かく網羅する2つの路面電車

香港の市街地を細かく網羅する2つの路面電車

香港には開通以来続く「香港トラム」と近年新たに開通したトラム「軽鉄」の2種類の路面電車が走っています。それぞれの特徴や違いについて説明します。

香港の路面電車の歴史を見つめてきた「香港トラム」

香港の路面電車の歴史は、1904年に堅尼地域と筲箕灣の区間が開業したことから始まりました。1922年になると、ハッピーバレー競馬場の周囲を回る支線が開通し、現在の形となります。1941年に香港が日本の占領地になると、空襲による被災や資材の不足により稼働可能な車両が激減してしまいますが、それでも戦後は新型車両の導入や香港名物の広告電車などの登場で勢いを取り戻します。

1985年に香港鉄路港島線が開通した際、一時廃止も検討されましたが、乗客数がほとんど減少していないことや市民の要望もあって、存続することが決まりました。2009年になると、経営権を持つ九龍倉集團有限公司は、ヨーロッパで市電経営をしているフランス資本の企業の傘下である、威立雅交通中國有限公司へ路線を売却しました。当時、新会社は既存路線の存続のみならず、海岸側への新線の建設を検討していました。

香港トラムの現在の停留場数は123ヵ所で、軌間は1,067mm、全線複線で直流550Vを採用、路線長は本線(堅尼地域~筲箕灣)が13.5km、跑馬地支線~単線ループが2.7kmとなっています。料金は一律2.3香港ドルと安価に設定されており、運賃は社内に設置されている運賃箱または、オクトパスカードのリーダーで降車時に支払います。

1988年に開業し、新たな息吹を吹き込む「軽鉄」

1988年9月に正式に開業した軽鉄は、港鉄(MTR)によって運行されているライトレールのことです。香港郊外の神界西部にある屯門区と元朗区とを結び、神界中部から西部の利便性を向上させました。現在はいくつもの支線が複雑な網の目のように張り巡らされています。駅数は68駅で、軌間は1,435mmを採用、全線複線で直流750Vを採用しています。また、非閉塞方式での運行時、最高速度は時速70kmにまで達することから「高速路面電車」と言われています。料金はエリア制で2003年のルート拡張で、従来の5つから6つのエリア料金区分へと変更されています。運賃箱などはなく、運賃の支払いはほとんどの乗客が停留場などに設置されているリーダーに、オクトパスカードをタッチするスタイルが採用されています。