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路面電車情報

フランスの路面電車



フランスの鉄道と言えば、特にメトロやTGVが有名ですが、トラムの歴史も古く、馬車鉄道の時代からパリ市内には、数多くの路面電車が運行されてきました。ここでは、そんなフランスのトラムの現況について紹介します。

復活を遂げたフランスの路面電車の現況

復活を遂げたフランスの路面電車の現況

フランスの路面電車を取り巻く状況として顕著なのが、一旦廃線になったものの、時代の変化に応じて復活している点です。ここでは、パリとストラスブールでの事例を中心に紹介します。

パリ

パリは「芸術の都」と称されるフランスの首都で、その名の通り絵画や音楽、演劇、ファッションとあらゆる芸術・文化に対する強い影響力を持ってきました。パリにおける路面電車は一旦廃止されたものの、1992年に新たに運行が開始され、現在は4つの路線が営業しています。

まず、路線T1(1号線)はパリ交通公団が運営しており、当初はメトロ5号線の北部の終点であるボビニーを始点としていました。2003年にノワジー=ル=セックまで延伸され、現在のサンドニ~ノワジー=ル=セック間を運行する路線となりました。

次に、路線T2(2号線)もパリ交通公団が運営しており、「トラン・ヴァル・ド・セーヌ」の別名を持つ路線T2は、ラ・デファンス~イッシー・ヴァル・ド・セーヌ間を結ぶ路線です。2009年にはイッシー・ヴァル・ド・セーヌからポルト・ド・ヴェルサイユまで延伸され、メトロ12号線やT3(トラム3号線)との乗り換えが可能になりました。

さらに、路線T3(3号線)もパリ交通公団が運営しており、「トラムウェイ・デ・マレショー(TMS)」の別名を持つ路線T3は、パリ南東部にある13区の中華街ポルト・ディヴリー~南西部15区のガリアーノ橋間を結んでいます。

フランス国鉄が運営する路線T4(4号線)は、2006年11月に開通し、RER E線のボンディ駅とRER B線のオルネ=スー=ボワ駅を結んでいます。いわゆるライトレール・トラムトレインで、2003年に廃線された旧コクティエ線をトラムとして新装しています。

ストラスブール

ストラスブールは、アルザス地方の中心都市で、人口およそ27万人の街です。「街道の町」という名の通り、ライン川沿いにあり、古くから交通の便が発達していました。

ストラスブールには、ストラスブール輸送会社(CTS)があり、このストラスブールのトラムの歴史は、1878年の馬車鉄道から始まっています。その後、路線バスや自動車増加の影響を受けて、1960年に廃止されていました。

しかし、増加し続ける自動車と公害への対策として、1994年に路面電車が復活することになり、これは実に34年ぶりのことでした。9連接車や100%低床車の投入をはじめ、道路中央に芝生軌道を敷設したり、路面電車優先信号やパーク&ライドなど、思いきった自動車排除政策を採用したりと、トラムを使った都市計画のモデルとなりました。現在はLineA~LineFまでの5系統53kmが運行しており、各系統で活発な延伸計画が進行中です。