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路面電車[市電・都電]
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路面電車[市電・都電]情報

路面電車とは


路面電車とは

皆さんは路面電車と聞くと、どんなイメージを思い浮かべますか?「なんとなく懐かしい感じがする乗り物」、「全く知らないもの」、「祖父母や親に聞いたことがあるもの」、または「毎日利用していて無くてはならないもの」など、人によって様々なのではないでしょうか?

そして、路面電車を見たことがないという人も、いらっしゃるかもしれません。このページでは路面電車の基本的な情報や歴史、路面電車の交通ルールまで、様々な情報について解説します。

1.路面電車とは?

路面電車とは?

路面電車は、主に自動車や歩行者が通る一般道路上に軌道(レールのようなもの)を敷き、そこを走る電車のこと。乗客の乗り降りは路面に特設した「安全地帯」という名称の、低いプラットホームや歩道から行ないます。そのため、乗客を乗せている「客車」には乗り降りしやすいように床面にステップ(階段)が備えられているのです。

路面電車は日本には少なくなりましたが、バスや電車等と同じ公共交通機関。旅客輸送距離は短めのものが多く、停留場間の距離も短くなっています。停留場とは、路面電車の停留所のことで、電停(でんてい)とも言われますが、呼称は地域差が大きく、東急世田谷線では鉄道線と同じく「駅」と呼ばれています。

1-1.路面電車の乗り方

路面電車の乗り方

路面電車の乗り方・降り方・運賃の支払い方法は、地域や運営会社により異なります。乗り降りするドアは前か後ろか、運賃は先払いか後払いかなど、自分が乗る予定の路面電車について、利用前に調べておくと安心です。

インターネットで、様々な路面電車の利用方法が検索できます。それでも分からない場合は、恥ずかしがらずに路面電車内や停留場にいる人に聞いても良いでしょう。

1-2.路面電車の時刻表

路面電車の時刻表

路面電車の時刻表は、各運営会社がインターネット上で見られるように、ホームページに公開していることがほとんどです。そのホームページには、時刻表だけでなく「路面電車の乗り方」、「乗り換えや乗り継ぎの方法」、「路線図・運賃・定期券」や、各運営会社特有の便利な情報を掲載している場合もあります。そのため、路面電車の利用前にはチェックしておくと役立つでしょう。

1-3.路面電車の歴史(世界)

路面電車の歴史(世界)

19世紀後半から20世紀初頭における主要な交通網として、大きな役割を果たしてきた路面電車。一度衰退するものの、新しい公共交通機関として再び注目を集めているのです。ここでは、誕生から近年に再評価されるまでの、世界の路面電車の歴史を時系列に沿って紹介します。

路面電車の誕生

路面電車の誕生

1840年代(天保11年)、イギリスでの馬が引く馬車鉄道の誕生が路面電車の起源です。馬車鉄道はアメリカやヨーロッパにまで広まりましたが、イギリスで勃発した産業革命とそれによる時代や技術の変化から動力は馬力によるものをやめ、蒸気機関などに変わっていきました。そうした背景のなか、馬車鉄道は動力を電気とする路面電車に発展。そして、1879年(明治12年)に開催されたベルリン工業展覧会で、ドイツの電気会社であるシーメンスが電気動力による路面電車をデモ走行させたことがきっかけとなり広く普及することとなったのです。1883年(明治16年)には世界各地で定期運行が実施され、電気を動力とする路面電車が誕生しました。

ベルリンで運行を開始した路面電車は、やがてヨーロッパの他の都市をはじめ、アメリカや日本へも急速に拡大していきます。

イギリスでは、1883年には早くも電気による路面鉄道の営業が開始され、フランスでも同じく1883年にロワール県に初めて路面電車が導入されました。

アメリカでは、1888年にエジソンの助手だったスプレイグがバージニア州リッチモンドにおいていわゆる「スプレイグ式」と呼ばれる方式の路面電車の開発に成功し、1895年には営業をスタートさせています。

近年における路面電車の見直し

近年における路面電車の見直し

1900年代の初頭から第二次世界大戦頃というのは、自動車産業が急速に発展していった時代でもあったため、その影響から多くの都市や地域で路面電車は次々と廃止を余儀なくされていきます。ロンドンやパリでは第二次大戦前にそのほとんどが廃止され、自動車大国アメリカでも、1970年代の時点で全盛期のおよそ4割まで減少していきました。

こうして旧ソ連をはじめ東欧諸国や旧西ドイツなど一部の国を除き、路面電車は衰退の一途を辿ることになるのです。

ところがフランスでは、当時の石油危機や交通渋滞の問題に対し、路面電車を復活させることで対処しようとする取り組みがスタートします。1985年、フランス西部のナント市が新規開業をしたのを皮切りに、多くの国で路面電車の再評価への機運が高まりました。そうしたなかで技術の進歩やシステムの改良、車両の高性能化を進めた結果、「LRT(ライトレール)」や「トラム」など様々な次世代型路面電車が登場し、温暖化ガスの排出削減につながることから、新しい時代の公共交通として、現在は再び多くの都市で採用され始めているのです。

1-4.路面電車の歴史(日本)

路面電車の歴史(日本)

明治時代半ばに京都で日本初の路面電車が運行されて以降、路面電車は様々な都市で開業され、瞬く間に全国的な広がりを見せていきました。そこから昭和不況、戦争、戦後復興から高度経済成長を経て、モータリゼーションの波を受ける昭和40年代まで隆盛を極めた、日本国内における路面電車の歴史を辿ります。

日本初の路面電車が京都で創業

日本初の路面電車が京都で創業

1890(明治23)年、第3回内国勧業博覧会が東京の上野公園で開催されました。そこで、アメリカから購入した路面電車を東京電燈株式会社が会場内で走らせたのが、日本で初めて走った路面電車とされています。

京都市では、琵琶湖疏水を使った水力発電の活用として、電気鉄道の建設が具体的に検討されていました。1895(明治28)年に京都電気鉄道伏見線(七条停車場前~伏見町京橋下油掛通間)の運行が開始し、日本で初めての路面電車の営業運転となりました。

京都での成功が引き金となり、3年後の1898(明治31)年には名古屋電気鉄道が開業。続いて東京でも、東京馬車鉄道が1903(明治36)年に東京電車鉄道と改称。馬車鉄道だった路線をすべて電化し、東京で最初の市内電車として開業に至ります。また、大阪では日本初の公営電気鉄道として、大阪市営電気鉄道が運行を開始しました。

昭和に入ると路面電車は全盛期を迎え、鉄道ファンにとって名車と言われる車両も、この時期に数多く誕生。阪神国道線の「金魚鉢」、神戸市電の「ロマンスカー」など人気車両が続々と投入される時代でした。

新世代の路面電車の導入へ

新世代の路面電車の導入へ

その後、日中戦争から太平洋戦争へと遷移していく時期には、ガソリン統制が行なわれバス・タクシーは制限されたため、路面電車はさらに活躍しました。しかし、戦争による車両の焼失などの大きな被害を受けてしまいますが、戦後の復興のシンボルとして人々にも受け入れられ、輸送需要の増加等もあって徐々に回復していきます。

ところが高度経済成長を経て、モータリゼーションがやってきた1965年代(昭和40年)になると、世の中には自動車が溢れ、路面電車の利用者を減少させた上に、渋滞で定時運行が難しくなる問題まで発生。新車両の投入や運転手だけのワンマン化などで再起を図りましたが、焼け石に水の結果となり、多くの路面電車がやむを得ず廃線となっていきました。そして、2018年(平成30年)現在も営業運行しているのはごく一部の路面電車のみです。

しかし近年、人と環境に優しい交通システムとして、新世代の路面電車である「LRT(ライトレール)」が見直されています。欧米を中心に、アメリカや中国など、様々な地域でLRT(ライトレール)の導入がスタート。日本でも、2006年(平成18年)に「富山ライトレール」が導入され、他の地域でも新世代の路面電車であるLRT(ライトレール)の導入を検討する地域が増えています。

1-5.路面電車の市電とは?

路面電車の市電とは?

市電(しでん)とは、市を走っている路面電車の略称です。本来は市営電車の略称であり、市営及び公営の路面電車のことを指すと言われていますが、公営以外の民間企業が運営する路面電車のことを呼ぶことも多いのが実情。東京都電も、元々は東京市を走る市営の路面電車だったことから、現在に至っても「市電」と呼ぶ人が多いのです。また路面電車ではない市営の鉄道路線を「市電」と呼ぶこともあり、本来の「市電」という言葉が指す範囲より、かなり広い範囲のものが該当する場合もあります。

国内の市街地を走る路面電車は、大半が民営からスタートしたあとで公営化されたものですが、大阪市では全国初の市営の路面電車が始まりました。大阪市交通局は、1903年(明治36年)9月に、およそ5kmにわたる花園橋~築港桟橋間を開業しました。その後、第2期線として東西線(九条中通一丁目~末吉橋間)、南北線(梅田[大阪駅前]~恵美須町間と渡辺橋~梅田[大阪駅前]間)と順調に路線を拡大し、最盛期では路線の長さは約116kmにもなりました。大正時代を迎えても開通ラッシュは続き、市内中心部を網羅したあと市内東部へと路線を拡大しました。バスの活躍で一時期乗客数が落ち込みますが、戦時中になると需要が高まり、また乗客数は盛り返します。同じ頃、大阪にもやって来たモータリゼーションの波により市内の交通渋滞が恒常化し、1960年(昭和35年)に「北大阪の10時間交通マヒ」と呼ばれる事態に発展。これにより市電はマスメディアに激しく非難され、猛スピードの廃線ラッシュが起き、1969年(昭和44年)に大阪では全線廃止となってしまいました。

2018年(平成30年)現在、市営の路面電車は札幌市電・函館市電・東京都電・富山市電・熊本市電・鹿児島市電の6路線と僅かながら残っています。

1-6.路面電車の都電(都電荒川線)とは?

路面電車の都電(都電荒川線)とは?

東京都交通局が運営する路面電車は通称「都電」と呼ばれています。その起源は1882年(明治15年)、新橋~日本橋間で開業した馬車鉄道の「東京馬車鉄道」です。そしてその後、品川~新橋間をつなぐ電気鉄道としての開業により「東京電車鉄道」と改称。同年、東京市街鉄道と東京電気鉄道が合併したことにより「東京鉄道」が誕生すると、1911年(明治44年)、当時の東京市(現在の東京都)に買収され、同年8月に東京市電気局が路面電車の運営を行なうことになりました。

のちに荒川線となる「王子電気軌道(王電)」は、同年大塚~飛鳥山間を開通させ、次々に路線を拡大。そして1930年(昭和5年)に現在の荒川線である面影橋~早稲田間が開業。1942年(昭和17年)には陸上交通事業調整法に則り、王電を含む8社10事業が東京市に統合されました。さらに翌年、都制施行が行なわれ「東京都交通局」が誕生。これにより名称を「都電」としました。

ピーク時には41系統もの都電が運行し大盛況でしたが、バスや地下鉄への移行が進み1967年頃(昭和42年)から廃止され始め、1974年(昭和49年)に三ノ輪橋~王子間(27系統)と荒川車庫前~早稲田間(32系統)が統合されて「都電荒川線」となりました。都電荒川線の営業距離は12.2kmにわたる1系統ですが4つの路線・30停留場で構成されています。

都電荒川線は東京に残る唯一の都電であり、「東京さくらトラム」の愛称でも親しまれています。

1-7.路面電車を英語では?

路面電車を英語では?

観光地にも多くある路面電車。海外からの旅行者の方に路面電車のことを伝えたいとき、英語では何と言うのでしょうか?鉄道・電車のことは「train」と言いますが、路面電車はイギリスでは「tram」、アメリカでは「streetcar」と言います。

イギリス英語かアメリカ英語かにより単語自体が全く違うため、くれぐれも注意しましょう。

1-8.海外の路面電車

海外の路面電車

日本だけではなく、海外でも各国で路面電車が走っており、新世代の路面電車である「LRT(ライトレール)」の普及が進んでいます。古き良き時代から残っているものから、最新のLRT(ライトレール)まで、各国の代表的な路面電車を紹介していきましょう。

① 香港

香港の路面電車は1904年(明治37年)の開通以来走り続けている「香港トラム」と、1988年(昭和63年)に開業したLRT(ライトレール)「軽鉄」の2種類です。

② オーストラリア

オーストラリアの路面電車には、1997年(平成9年)に開業された「メトロライトレール」と、「グレネルグ・トラム」、「路線トラム」、「シティー・サークル・トラム」があります。

③ サンフランシスコ

サンフランシスコの代表的な路面電車は、「サンフランシスコ市営鉄道」、「ミュニメトロ」、「Fライン」、「ケーブルカー」です。

④ オランダ

オランダの代表的な路面電車は「トラムネットワーク」と、「ランドスタット鉄道」、そして分類上はLRT(ライトレール)とされている「ユトレヒト快速トラム」です。

⑤ ドイツ

ドイツの特徴的な路面電車は、「カールスルーエモデル」と「ベルリン市電」の2種類です。

⑥ 中国

中国の路面電車は、LRT(ライトレール)である「長春軽軌」と、1941年(昭和16年)の旧満州時代に造られた「長春市電」の他、「大連市電」、「張江有軌電車」があります。

⑦ アメリカ

カリフォルニア州のサンタクララでは、サンタクララバレー公共交通局(VTA)のLRT(ライトレール)である「アルムロック~サンタテレサ線」、「マウンテンビュー~ウィンチェスター線」、「オーローニ・チェノウェス~アルマデン支線」が運行しています。

また、ルイジアナ州のニューオーリンズでは、ニューオーリンズ地方交通局(RTA)で最初に開通した「セントチャールズ線」をはじめ、「カナル・ストリート線」「リバーフロント線」の3種類です。他にも、アメリカでは複数の都市で路面電車が運行しています。

⑧ イギリス

イギリスの代表的な路面電車は、2000年(平成12年)にロンドン交通局により開業された「トラムリンク」(別名「クロイドン・トラムリンク」)です。

⑨ スイス

スイスの代表的な路面電車は、1896年(明治29年)に設立されたチューリッヒ市交通局が運営する路面電車と、シャブレ公共交通が運営している「エーグル~レザン線」(ラック式鉄道[アプト式]とも呼ばれる)があります。

⑩ フランス

フランスの代表的な路面電車は、パリ交通公団が運営している「路線T1(1号線)」、「路線T2(2号線)」、「路線T3(3号線)」と、フランス国鉄が運営している「路線T4(4号線)」です。

2.路面電車の交通ルール

路面電車の交通ルール

電車と違い、一般道路を走行している路面電車の交通ルールには、どのようなものがあるのでしょうか。また、自動車を運転しているときに路面電車に遭遇した場合、どのように運転したら良いのでしょうか?順を追ってお話します。

2-1.路面電車の運転免許を取るには?

路面電車の運転免許を取るには?

自動車などと同じく、路面電車の運転にも免許が必要です。路面電車だけでなく電車も含めた運転免許は「動力車操縦者運転免許」という国土交通省令により定められた国家資格ですが、様々な種類があります。大きく分けると「甲種」と「乙種」。そのうち「乙種電気車免許」を取得すれば、軌道を走行する路面電車を運転可能となります。

そのためには、筆記試験・身体検査・クレペリン検査などの適性検査と技能検査に合格しなければなりません。試験は20歳以上であれば受験できますが、身体条件等についての規定は厳しいです。他にも条件がありますが、なかでも特に視力や聴力、色覚に関しては信号機等の確認のため、国土交通省が定める基準をクリアしていないと免許を取得できません。また、筆記試験だけなら一般の人でも受験可能ですが、運転の技能試験もあるため現実的には養成所などで教習を受けた人しか取得できないシステムになっています。そのため、鉄道会社各社では運転士を目指す社員にまず数年間駅員や車掌の業務を経験させ、学科や技能の教習を受けさせてから運転士の免許取得へ、という流れが一般的です。

なお、免許試験の際の規定は、大半の鉄道会社における採用試験のときの受験資格にもなっているため、その段階で規定をクリアしていないと入社自体ができません。

2-2.路面電車と自動車

路面電車と自動車

路面電車は外観が「電車」ですが、一般道路を走行するため、適用されるルールも自動車と同様「道路交通法」となります。もちろんメインとなるのは「軌道法」という線路を走るものに適用される法律であり、その2つの法律を併用。路面電車は自動車と同じく、信号機や速度制限を守って走行しなければなりません。ただし自動車と大きく異なる点は、「線路の上しか走れないので危険回避などの処置が限定される」という点です。そのため、路面電車専用の信号機があり、路面電車の走行を妨げないような規則が道路交通法においても定められています。

① 路面電車のある道路を走るとき

路面電車のある道路を走るとき

自動車を運転しているとき路面電車に遭遇したらどのような運転をすれば良いのでしょうか?まず路面電車が走行している線路の区画(軌道もしくは軌道敷)内に進入してはいけません。そのスペースは「路面電車の専用道路」であり、原則的には路面電車優先の場所なのです。ただし、以下3点の例外があります。

右折するとき

自動車が路面電車の走っている道路を右折するときは、当然軌道敷内を通る必要があります(通らないと右折が不可能な場合)。注意すべき点は、右折するために待つときは軌道敷内に入らず、万が一路面電車が走行してきた場合でも、自動車で路面電車の走行を妨げないことです。

道路に障害物などがあるとき

走行している道路に工事中の場所などがあるとき、それを避けるために軌道敷内を走行して良いことになっています。

危険回避のとき

人や車の飛び出しなど突然の出来事による危険を回避するため、軌道敷内に入ることも認められています。

以上をまとめると、自動車の交通ルールは「路面電車の邪魔をしない」ということが基本となります。路面電車は線路の上しか走行できないため、横や前などから自動車が来ても避ける術がありません。路面電車が走行している線路の区画(軌道もしくは軌道敷)内に進入しないように注意しましょう。

② 路面電車の追い越し方

路面電車の追い越し方

道路交通法第28条第3項では、以下のように定められています。

「車は、路面電車を追い越すときは路面電車の左側を通行しなければなりません。ただし、軌道が道路の左端に寄って設けられているときは、その右側を通行することができます。」

同法第28条第1項では「車は、他の車を追い越そうとするときは、その右側を通行しなければならない。」とされていますが、軌道は道路の中央に設けられていることが大半なので、路面電車を追い越すときは、原則として左側から追い越すことになるのです。

3.日本一の路面電車とは?路面電車まつりとは?

日本一の路面電車とは?路面電車まつりとは?

ここでは、日本最大の路線数と車両数、年間輸送人員も日本で1番多い、日本一の路面電車を紹介します。また、路面電車を運行している各会社が開催している「路面電車まつり」についてもお話しましょう。

3-1.日本一の路面電車とは?

日本一の路面電車とは?

日本一の路面電車と言えば、広島市にある「広島電鉄(広島電鉄株式会社)」です。その理由は、車両数の多さと利用者数。年間輸送人員は5,500万人(2013年現在)と、日本を誇る利用者数です。また 路線の総距離(約35km)も、鉄道線である宮島線(約16km)を含むと、トップクラスの距離となります。

広島市には地下鉄はなく、市内には路面電車の路線が張り巡らされています。広島市では、路面電車が交通のメインとして利用されており、観光スポットへの移動手段としても欠かせません。

3-2.路面電車まつりとは?

路面電車まつりとは?

広島電鉄では、毎年6月に「路面電車まつり」を開催しています(開催日は年により変わります)。1995年(平成7年)10月に広島で実施された「路面電車サミット」において、「6月10日」を「路面電車の日」と制定しました。それに合わせて、路面電車の公共性・利便性のPRと、利用促進及びキャンペーン活動を行なっているのです。

珍しい車両や最先端の車両展示及び乗車体験、運転席での記念撮影、めったに入ることができない車庫や変電所の特別公開など、子どもを含む多くの人々が楽しめるイベントとなっています。

他にも、各々の路面電車を運行している会社が「路面電車まつり」を開催しており、路面電車の会社それぞれで開催日も実施するイベント内容も異なるようです。参加したい人は事前に、自分が行きたい路面電車まつりの公式ホームページ、あるいはその鉄道会社のホームページを見て、詳細を確認してから出掛けましょう(開催日は毎年6月10日に近い、土日いずれかのことが多いようです)。

ここまで路面電車について解説してきました。戦前、戦中から戦後の現代まで活躍する路面電車について、これを機会に詳しくなって頂けたかと思います。

また、施設リサーチ/ホームメイト・リサーチでは、全国の路面電車やその周辺の生活施設を検索することができます。こちらも合わせて、ぜひご利用下さい。