ご希望の路面電車[市電・都電]情報を無料で検索できます。

施設リサーチ/ホームメイト・リサーチTOP

ユキサキナビ
路面電車[市電・都電]
トップページへ戻る
トップページへ戻る

路面電車[市電・都電]用語集(あ行)



駅などの施設情報を検索できる「ユキサキナビ」が、路面電車[市電・都電]に関する用語(あ行)をご紹介します。市電・都電のことや、聞きなれない仕組みまで、路面電車[市電・都電]のことがよくわかる用語集をご活用下さい!

赤い魔王

「赤い魔王」とは、1929年(昭和4年)にアメリカ合衆国で誕生した画期的な新型車両の愛称である。英名は「Red Devil(レッド・デヴィル)」。鉄道電車の改革者と呼ばれる「トーマス・コンウェイ」が、「シンシナティ・アンド・レイクエリー鉄道」の新型車両として開発した。名前の由来は、赤く塗られたインパクトのあるルックスであると考えられる。小型軽量大出力のモータや、モータの固定子(界磁)の磁力をあえて弱くしてモータに流れる電流を増やす「弱め界磁」を取り入れて、従来の物をはるかに超える最高約120km/hもの高速性を確保した。床を乗り降りしやすい高さに設計し、軽量で運行経費を低くするなどの工夫も施されている。この「赤い魔王」の登場により、シンシナティ・アンド・レイクエリー鉄道の運賃収入は改善され、他の多くの鉄道会社も影響を受けたと言う有名な車両である。

赤字構造

赤字構造とは、営業損益が構造的に赤字、すなわちマイナスになること。JRや都市高速鉄道などは黒字経営がほとんどであるが、路面電車はバスや地方鉄道などと同様、業態的に赤字構造であると言われている。この原因のひとつは、道路上に敷かれたレールや住宅街の合間を縫うように設けられたレール上をコンパクトに走行するために比較的小型の車両が導入され、路面電車の人件費比率が高くなること。また、利便性を上げるために保有台数を増やして運行本数を増やす傾向があり、設備の導入から保守・保全にかかる費用に見合った収入が得にくいと言ったことが挙げられる。しかし一部の路面電車では、長年連続して黒字経営を計上したケースもある。

赤字路線

赤字路線とは、鉄道会社が車両を運行させている路線のうち、運行経費などで必要とする支出が運賃などで得られる収入を上回る状態になっている路線のことを指す。国内の路面電車の運営会社は過半数以上が赤字路線を抱えていると言われている。その原因としては、業界的に構造赤字であることに加え、自動車が大衆化したことや少子高齢化、都市のスプロール化、地方市街地の衰退、不景気による自転車利用者の増加で乗車客が減少したことなどが挙げられる。一方で、経営状態としては赤字路線であっても、地方のインフラ改善に貢献している路線もあり、その鉄道事業者に対して国や地方自治体などから補助金が支給されることによって、存続しているケースもある。

足踏みペダル

足踏みペダルとは文字通り、足で踏んで何らかの操作をするペダルのこと。国内の路面電車において、明治時代には車両の運転台の足もとに足踏みペダルが装着されていることが多かった。このペダルは「フートゴング(Foot Gong)」と呼ばれる警笛のような物を鳴らしたいときに、踏んで操作をする物である。空気圧縮を利用した警笛が開発されて普及すると、足踏みペダル式のフートゴングは減少していった。また、1930年(昭和5年)代にアメリカ合衆国の「電気鉄道経営者協議委員会(ERPCC)」が開発した路面電車車両「PCCカー」で標準装備された足踏みペダルは、ブレーキやアクセル、デッドマンの役割を持たせた物。国内では数少ない「純正PCCカー」である「東京交通局5500形電車」(展示物)などにこのタイプの足踏みペダルが見られる。

安全地帯

安全地帯とは、路面電車のプラットフォームのような物で、乗り降りする人もしくは横断している歩行者の安全を図るために、道路上に設けられた島状の施設のことである。あるいは道路標識や道路標示によって、その場所が安全地帯であると示している道路の一部のことを指す。安全地帯の道路標識は、青色の地色の上に、アルファベットの「V」の字をやや横に広げたような白抜きのマークが配置されたデザイン。通常、安全地帯となる道路の部分は、白線と黄色の太線で囲んで表示されている。道路交通法により、安全地帯には自動車は進入禁止。安全地帯に歩行者がいるときは、路面電車が停車していなくても自動車は徐行して通過する、などのルールが設けられている。

イコライザ

路面電車における「イコライザ」とは、路面電車の「台車」がバランスを保つために用いられる装置の名称。「台車」は電車の車両の下部にある可動式の走り装置で、その構造は下から車輪と車軸、それを受ける軸箱、軸箱支持装置、台車枠、車体支持装置となっている。このうち、「軸箱支持装置」に古くから使われてきたのがイコライザ(釣合梁)である。イコライザは車輪同士や軸箱同士などを結び、車体の荷重を前後に分散したり、車体の平衡を保ったりすると言った役割を果たす。しかし、イコライザ自体の重さが走行の負担になるデメリットもある。イコライザを採用した物は「イコライザ式」と呼ばれ、国内では1950年(昭和25年)ごろまで様々な車両に装備されていた。

一軸台車式

一軸台車とは、路面電車などの車両にある台車のうち、車軸をひとつだけ装備した物のことを指す。ひとつの車軸の左右に計2つの車輪を持つのが特徴。台車とは、車両の下部で車輪と車体をつなぐ位置にあり、その上部に直結されていない走り装置のことを指す。台車は二軸ボギー台車が広く普及しているが、一軸台車もあらためて注目されるようになってきている。一軸台車には、車両の軽量化が図れることや、車体の底面に装備する部品を減らすことができるなどのメリットがある。さらに、高速走行が安定していて曲線旋回性能を持ち、乗り心地が良いとされている。諸外国では、独立回転車輪が使われたり、油圧による操舵機構が備えられたりと日本よりも開発が進んでいる。

1モータ2軸駆動

「1モータ2軸駆動」とは、鉄道車両の下に装置されている「台車」と言う部分の構造を表す言葉のひとつ。台車がひとつで、かつ2つの車軸のどちらもひとつのモータで駆動させる仕組みになっている。「モータ」とは、電気エネルギーによって車体を動かす力を発する機械のことであり、「車軸」とは車輪を取り付ける役割を果たす軸のこと。2つの車軸にひとつずつモータが使われる車両もあるが、「1モータ2軸駆動」ではモータの数を半減でき、これにより製造費やメンテナンス費を削減したり、車輪の空転を防いだりできると言うメリットがある。1960年(昭和35年)にデビューした「東急6000形」(東京急行電鉄から弘南鉄道へ譲渡)などで採用されたが、構造上の特殊性から生じるデメリットも多く、国内では普及しなかった。

インターアーバン

インタアーバンとは、ある都市と他の都市をつなぐ、電気鉄道の一体系のこと。19世紀後半にアメリカ合衆国で生まれた概念で、もとは「インタアーバン・エレクトリック・レイルウェイ」とされた物が、略して「インタアーバン」と呼ばれるようになった。長距離輸送と比べて、都市内での短距離輸送が中心である。インタアーバンの定義については諸説あり、ひとつには、市街地では道路上に敷設された路面電車のレールを走る併用軌道を採用し、郊外では道路から独立した「専用軌道」を走行することなどとされる。アメリカ合衆国では1890年(明治23年)〜1930年(昭和5年)にインタアーバンの多くが建設されたが、その後はモータリゼーションの進行と共に衰退していった。

運転体験

運転体験とは、鉄道車両の運転業務を体験できる企画のことで、路面電車を含む鉄道の運営企業や鉄道ミュージアムなどが主催して開催される。内容は運転席を再現したシミュレーターを使う物から、本物の車両の運転台で実際の操作を体験できる物まで様々。施設によっては定期的に開催されているが、不定期のイベントとして開催されることもある。国内の路面電車において過去に「運転体験」が開催された例では、北海道・函館市企業局交通部が主催した中学生以上向けの「路面電車運転体験会」や、愛知県・豊橋鉄道の「運転体験」、岡山県・岡山電気軌道による小学生向けの「夏休み運転体験教室」、高知県・土佐電気鉄道が実施した「路面電車体験運転」などがある。

AIR PCCカー

Air PCCカーとは、PCCカーのなかでも空気圧縮を利用したブレーキを装備したモデルのことを指す呼称。略称で「Air(エア)カー」とも言う。PCCカーとは、1930年(昭和5年)代にアメリカ合衆国の「電気鉄道経営者協議委員会(ERPCC)」が開発した新型路面電車車両のこと。この「PCCカー」の初期のモデルで導入された。PCCカーには電気ブレーキが装備されていたが、電気ブレーキの制動力は速度に比例するため、スピードが低いときには効果が急減する。この対策として、これを補佐する電磁ブレーキと、空気圧縮により「制輪子」を車輪の踏面に押し付けるブレーキが装備されていた。このモデルを「Air PCCカー」と呼ぶ。

MSN車

MSN車とは、1953年(昭和28年)に東京都交通局が竣工した新型車両の愛称。東京都交通局では1953年(昭和28年)に国産PCCカーの第1号の運行開始を予告していたが、諸問題から約半年の遅延が生じ、それをカバーするような形で暫定的に先行完成させた新型車両がMSN車と言われている。東京都交通局では、欧米のPCCカーにいち早く着眼し、国土交通省(当時の運輸省)などと国産化に向けた委員会を結成していた背景があったため、車体はPCCカーと同様の物を採用していたが、純正のPCCカーとは異なる部分もあった。愛称の「MSN車」とは、製造にかかわった三菱電機・住友金属工業・ナニワ工機と言うメーカー3社の頭文字を取って名付けられた物。正式名称は東京5500形5502号である。

LRT事業化支援センター

LRT事業化支援センターとは、日本国内での「LRT(ライトレールトランジット)」の事業化推進を目的に開設された組織を意味する。公益社団法日本交通計画協会のライトレール研究部会が開設。LRTは新しい技術を盛り込んだ次世代の路面電車とされており、LRTの利用者が増えると、自動車によるCO2の排出量を削減することなどが期待できる。LRT事業化支援センターの支援には、路線設計や車両設計、トータルデザイン、信号・電気設計などLRTの実現に関する各種の設計をはじめ、最新工法による施工、運行会社の設立、会社開業後の日常的なメンテナンスや点検、必要な人材の派遣まで、幅広い支援が含まれている。

LRT導入計画

LRT導入計画とは、鉄道各社などが「LRT(ライトレールトランジット)」を運行計画に取り入れることを目指した計画。国や地方自治体などで各種のLRT導入計画が立てられている。なかでも、そうした計画を推進するためのガイドとされているのが、国土交通省都市・地域整備局都市交通調査室が2005年(平成17年)10月に発表した「まちづくりと一体となったLRT導入計画ガイダンス」である。これには「LRT導入の背景と必要性」や「LRT導入計画のポイント」、「LRT導入の対象となる領域」、「まちづくりと一体となったLRT導入計画づくり」と言った内容の他、同ガイダンスを策定した委員会の名簿などが紹介されている。

LRTパネル貸出サービス

LRTパネル貸出サービスとは、公益社団法人日本交通計画協会による、「LRT(ライトレールトランジット)」導入支援のひとつで、LRTがまちづくりにおいてどんな役割を果たすかについて分かりやすくまとめたパネルを各地に貸し出す取り組みのこと。昔ながらの路面電車とLRTの相違点やLRTをまだ知らない人へのアピールが期待できる。パネルは「LRTの役割と特徴」と、「世界のまちなみとLRV(ライト・レール・ビークル)」の2種類。国内各地の鉄道事業者や地方自治体などが展示会やイベントを行なう際、このLRTパネルを無料で借りることができる。

LRT導入支援策

LRT導入支援策とは、次世代型の路面電車と言われる「LRT(ライトレールトランジット)」の導入をサポートする取り組みのこと。国内各地で補助費を支給する事業や、その他の支援施策がある。具体的な支援内容は、道路局や都市局による路面や停留所の整備支援、低床式車両などLRTシステムを作るために必要な施設整備に対する補助など。国土交通省など国の機関や公安委員会、地方自治体、NPO法人、鉄道事業者などの関係部局が総合的な支援を行なうために2005年(平成17年)度に創設した「LRTプロジェクト」があり、これが各地域で「LRT」の整備計画を立てて推進する組織に対し事業を支援する流れになっている。

LRV(超低床車両)

「LRV」とは、「Light Rail Vehicle(ライト・レール・ビークル)」の頭文字を取った略称で、振動が少なく低床式で乗降が簡単な車両のこと。環境面にも配慮した次世代型の路面電車と言われる「LRT」の車両として用いられる。「LRV」の車両は高齢者も乗り降りしやすい「超低床車両」が基本であり、大きい窓と揺れを抑えた静かで明るい室内環境を整えるなど、新しい技術が取り入れられている。すでに実現した例では、超低床車両であるのはもちろん、軌道(レール)の騒音や振動を軽減し、芝生を使った軌道でヒートアイランド現象を緩和させるなどの工夫が施されているケースもあった。

沿線観光

沿線観光とは、電車などの沿線地域を巡って観光することを意味する。路面電車はひとつの駅から次の駅までの距離が比較的短く、運行本数が豊富で“待たずに乗れる”と言う特性もあることから、気軽に乗り降りしながら沿線観光を楽しむことができる。観光客の訪問によって沿線地域の経済が豊かになり、路面電車の利用客も増えるため、沿線観光は路面電車を運営していく上で重要なポイントとなっている。これまでにも、車両をイルミネーションにしてイベント電車を企画するなど、路面電車その物を観光資源として活用し、沿線観光を盛り上げる工夫が各地でなされてきた。昔ながらの街の風情を感じられるよう、レトロな電車を復元することで好評を集めている例もある。

大窓

大窓とは、路面電車を含む鉄道車両において採用された大きいサイズの窓のこと。車両の正面窓やドア窓など各窓について、鉄道の黎明期には小さなサイズが採用されていたが、新型車両が登場するたびに大きな窓に変更される例も多かった。国内の路面電車でも古くはほとんどの車両で正面窓は3枚窓、2枚窓であったが、今では一枚窓が一般的になっている。大窓は視野を広くすることができるため、安全面でも、景色を楽しみたい乗車客にとっても好ましいとされる。次世代型の路面電車と言われるLRT(ライトレールトランジット)でも、快適で明るい室内空間を実現するための工夫のひとつとして、大窓が採用される傾向にある。

親子電車

親子電車とは、機動力のある車両と、それに牽引される形でもうひとつの車両が連結されて運行する電車のことを指す俗称。北海道の「札幌市電」、東京都の「東京都電」、愛知県の「名古屋市電」、京都府の「京都市電」と言う4つの路面電車で運行されていた。新車両を導入する際の資金不足を解決する策として、また、社会情勢の変化から急激に増えた輸送量をカバーするなどの理由で実施。親子電車の「子」にあたる“牽引される車”には、休車状態にある古い車両や、使われなくなったバスの車体を切断して、路面電車に使えるように改造して製作した物などがあった。

交通機関の豆知識【アクセスファン】
「アクセスファン」は、交通機関や交通施設に関する情報をお届けするブログです。
投稿ユーザ様募集
掲載施設様様募集

投稿ユーザーの方へ

投稿ユーザーに登録する

投稿ユーザーに登録される方は、
「投稿ユーザーに登録する」ボタンを
押して下さい。

ホームメイト・リサーチ公式アプリ ピカ写メのご紹介!
「ピカ写メ」アプリの機能をご紹介。ダウンロードはこちらから!
施設のお役立ち情報「生活施設辞典」
生活施設に関する、知っておくと便利な情報・役に立つ情報が満載!

施設リサーチ/ホームメイト・リサーチは、
モバイルでもお楽しみ頂けます。

スマートフォンからも、サイトをご覧頂くことができます。

タブレットでもご覧頂けます。
施設リサーチ/ホームメイト・リサーチ
ご紹介ページ

いつでもどこでも「施設リサーチ/ホームメイト・リサーチ」サイトへ一発アクセス!
タブレットやスマートフォンから弊社サイトへすぐにアクセスできる便利なボタンを設定できます。