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秋の路面電車[市電・都電]情報

今が旬!日本の秋を「路面電車」で堪能しましょう



最盛期よりは数が減ってしまった、日本の「路面電車」。今なお人々の大事な生活の足として活躍し、地域性を感じさせる電車です。「路面電車」の魅力や秋に「路面電車」を利用するメリット、そして「路面電車」の利用方法などをご紹介しましょう。

秋の旅は「路面電車」に乗って!日本に走っている「路面電車」の魅力とは

秋の旅は「路面電車」に乗って!日本に走っている「路面電車」の魅力とは

さあ、秋の旅シーズン。紅葉や日本全国の秋の味覚を食べに、「路面電車」に乗りませんか?日本全国の「路面電車」は180円から250円ほどと安価で走っています。そのため、各駅で降りて、ぶらぶらおいしい食べ物を探し歩くことも可能です。さて、まずは「路面電車に乗ってみたい」と思って頂くために、「路面電車」の魅力をご紹介します。

「路面電車」の歴史

大通りの地下や高架ではなく、道路上に敷かれた線路を走る小さな電車が「路面電車」。1895年(明治28年)に京都電気鉄道が登場したのが「路面電車」が活躍した年で、地域民の足として利用されてきました。最も盛んだった時期には67もの都市で「路面電車」が運行されていましたが、1970年代を境にバスや車の利用が盛んになり、次々と姿を消していった経緯があります。利用客が減っていく一方で、「路面電車」存続の応援活動をする人々もいた程です。生き残った「路面電車」は、各地で日常的に利用される交通網のひとつとして現在も運行を続けていますが、「路面電車」のない地域に住む人には馴染みのない交通手段になってしまいました。

「路面電車」が進化中

専用路面を時速70kmで走る次世代の「路面電車」と言われている「ライトレール」。このように、路面電車の進化は留まるところを知りません。その他にも、富山県、通称「嵐電」と呼ばれる京福電鉄のある京都、「坊ちゃん列車」の走る愛媛県などを始め、北海道、東京都、愛知県、滋賀県、大阪府、福井県、高知県、岡山県、広島県、長崎県、熊本県、鹿児島県などで様々な新しい試みを行ないながら「路面電車」が活躍中です。

日本に走っている「路面電車」の魅力とは?

日本に走っている「路面電車」の魅力は、地震や事故が起こっても復旧が早いこと。広島県の広島電鉄においては、1945年(昭和20年)8月6日の原爆投下後、わずか3日で復旧させたという歴史があり、2017年時点でも被爆電車が走り続けています。

秋はコトコト「路面電車」に乗って

日本の「路面電車」は自動車やバスなどの車両と併走しており、秋になると「路面電車」の窓から秋らしい風景や街並みが広がります。コトコトと揺られながら町の風景をじっくり眺めませんか。道路上の信号があることや周囲の車に気を付けながら運行することから、スピードをあまり出さないのが特徴。スピードが出ないので、新しくできたお店や秋らしい街並み、秋に変化する山の色など、景色に関する新しい発見や秋の街並みが楽しめます。「路面電車」は秋の季節に紅葉を楽しむ移動手段としてもぴったり。「嵐電」と呼ばれる京都の京福電鉄の「路面電車」は、日頃移動手段として活用されるだけでなく、国内外問わず訪れる行楽客に人気の電車で、京都市内に点在する紅葉スポットに訪れやすい路線となっています。四条大宮から嵐山までの嵐山本線と、北野白梅町までの北野線の2路線がありますが、京都市内に点在する紅葉の観光名所に訪れやすい路線。嵐山の他にも鹿王院渡月橋、天龍寺など、下車して紅葉を見に行きたい場所が沿線に多く、1日かけて電車旅をしながら秋を満喫できます。

秋の観光はマナーを守って!「路面電車」のルールをおさえておこう

秋の観光シーズンは、「路面電車」が混むこともあります。このような混雑の場合、初めての「路面電車」だと戸惑いがちです。そこで、「路面電車」に乗る手順をお教えします。

入り口と降り口は間違わないで!

まず、入り口と降り口が決められています。日本の「路面電車」は均一運賃制であることが多いので、降りる際に料金を支払いましょう。対キロ区間制運賃が定められている場合は、乗車時に整理券を取っておき、降車時に電光掲示板で指定された金額を支払えば問題ありません。お釣りが出ないため、ちょうどの小銭がないときは、降車するまでに両替しておくと安心です。ワンマンでの運行時は、降車したい駅が表示されたら、下車を知らせるボタンを押します。万が一押し忘れていると、乗客がいない場合、通り過ぎてしまう可能性もあるため、気を付けましょう。ICカードで乗車する際は、乗り降りの両方でカードリーダーにタッチする必要がありますが、現金で乗るよりも割安になりお得です。

秋の観光でおすすめの切符とは?

秋の観光で乗車する場合は、1日フリー切符を利用すると乗り放題になるだけでなく、沿線の施設を割引価格で利用することができる特典が付いている場合があります。「路面電車」だけでなく、接続する別の路線とコラボレーションしている切符が出ていたり、個別の観光地と連携している切符もあったりするため、行き先に応じて利用してみましょう。「路面電車」が安全に走行するための専用信号が道路上に設置されているため、安心して乗車が可能。乗り降りや横断をする歩行者、「路面電車」、道路を通行する車両が安全に動けるよう、しっかり信号を守ることが求められます。

ロード中
ロード中
ロード中

市民の足として親しまれる路面電車。明治後期から昭和30年代に最盛期を迎えた路面電車は、時代の流れとともに日本での運行が減っています。しかし一方で、環境に負担が少ないエコな移動手段として見直されています。どこか懐かしい旅情を感じることができるレトロな路面電車の他、最新式のライトレール、キャラクターなどとコラボレーションをし、デコレーションされた路面電車などが期間限定で運行されることも。電車ともバスとも異なる交通手段として旅先で路面電車に乗ってみるのも楽しいでしょう。

路面電車が目的の旅を楽しむ

路面電車が目的の旅を楽しむ

秋は街路樹が色づき、路面電車ならではの景色を楽しむのにもってこいの季節です。景色はもちろんのこと、路面電車そのものを目的にした旅もおすすめです。路面電車は各運行会社によって異なるデザインも魅力のひとつで、企業の広告やアニメのキャラクターが描かれたラッピング市電が運行することもあります。アニメとのコラボレーション路面電車は、期間限定で運行されることも多く、人気のキャラクターに彩られた車体をひと目見ようと全国からファンが駆け付けることも。旅行の記念に写真に収めてみても良い思い出になるでしょう。

富山県高岡市から射水市を走る万葉線では、高岡市が生んだ漫画家、藤子・F・不二雄さんの代表作「ドラえもん」をモチーフにした「ドラえもんトラム」を2012年(平成24年)9月から運行しています。鮮やかなブルーに赤のラインが入った車体の他、車内にもキャラクターがデザインされ、子どもだけでなく大人からも人気を集めています。

「路面電車の歴史標本」動態展示を楽しむ

歴史的な路面電車に乗ることができる場所もあります。ひとつは、京都市「梅小路公園」の中にある「市電ひろば」です。ここでは、明治時代から京都市内を実際に走行していた市電に乗ることができます。この市電は、リチウムイオン電池を動力に市電ひろば内を走行しています。その他、大正・昭和時代に製造された路面電車の車体を使用した市電カフェ、市電ショップもあります。

また、愛知県犬山市にある「博物館明治村」では、1910年(明治43年)から1911年(明治44年)にかけて製造された京都市電が施設内を走行しています。明治時代の建物が建ち並ぶ中、レトロな市電に乗ると、まさに明治時代にタイムスリップした気分。明治村では市電の他、SLにも乗ることができますので、他では体験できない旅が満喫できます。

路面電車を体感するイベントも

気候の良い秋には、路面電車に関連するイベントも開催されます。大阪市交通局では、大阪市指定文化財の市電車両の保存車両をはじめ、地下鉄、地下鉄保守作業用特殊車両、市バスの車両を展示、公開するイベント「おおさか市営交通フェスティバル」を、文化の日である11月3日に開催しています。大阪市指定文化財に指定された市電など、普段見られない車両が見られる他、体験イベントや作業実演を見学できるため、家族連れや鉄道ファンなど多くの人々が訪れます。なお、イベントは事前応募の場合もあるので、大阪市交通局のホームページなどで確認をすると良いでしょう。

電飾で着飾った路面電車、花電車

かつて路面電車が日本各地の主要都市で運行していた頃、大祭などのイベント時には有力事業者などが「花電車」と呼ばれる電飾や造花・生花などで装飾を施した専用車両を所有、運行し祭に花を添えていました。その後、路面電車が廃止された都市では、バスを改造した「花バス」が運行されるように。名古屋市で毎年10月中旬に行なわれる「名古屋まつり」の初回時には市街地を花電車が運行されましたが、路面電車の敷設エリア外にも移動が安易にできる花バスで運行されるようになり、2005年まで実施され、祭の主役と言える存在でした。

現在も現役で花電車を運行する路線も存在します。それは広島市を走る広島電鉄で、秋の全国交通安全運動などの啓蒙活動のために運行されます。かつて広島市に本拠地を置くプロ野球球団が優勝した際には、祝勝パレードを広島電鉄の路面電車を使用した花電車で行なったことがありました。

また、都電荒川線では、2011年(平成23年)10月に創立100周年を祝って花電車が運行されました。これは誕生日ケーキをモチーフにした華やかな物で、東日本大震災の年に行なわれたこともあり、多くの人々に希望を与えました。


路面電車から眺める外の風景は、秋の気配が濃くなったことを教えてくれます。ゆっくりと走る路面電車なら、普段は通り過ぎるような細かな季節の移ろいも見逃しません。また、路面電車資料館で、かつての路面電車の原風景を体験してみるのも面白いでしょう。

都電沿線の秋のバラ

都電沿線の秋のバラ

昭和レトロの車両と下町情緒が楽しめる都電荒川線沿線には、様々な見どころがありますが、秋は沿線にバラが咲き誇り、ちょっとした風物詩になっています。バラが見られるのは、町屋駅から三ノ輪橋駅までの区間で、黄色やピンクなど色とりどりのバラが沿線の風景にアクセントになり、車窓からもバラが咲く風景が眺められ、乗客の目を和ませています。

荒川区では、1985年(昭和60年)から都電沿線約4mにわたって、ボランティアと一緒にバラによる緑化活動を実施していることから、毎年数多くのきれいなバラが鑑賞できます。その数は約140種13,000株にものぼり、秋と春には植えられたバラで沿線が華やかに彩られ、多くの人の目を楽しませています。この事業は、平成17年度の「花の観光地づくり大賞」の大賞を受賞し、また、三ノ輪橋停留所は「関東の駅100選」にも選ばれています。

毎日見慣れている何気ない風景も、花によって大きく変化し、心も癒されます。この秋は、都電に乗って秋のバラをたっぷり鑑賞しましょう。

専用軌道と併用軌道

路面電車は、道路と併用した軌道を走る併用軌道と、一般の鉄道のように線路の上を走る専用軌道があり、札幌市、函館市、豊橋市、長崎市などの路面電車は併用軌道で、東京の都電荒川線と東急世田谷線は専用軌道となっています。また、富山県の富山ライトレール、広島県の広島電鉄宮島線、愛媛県の伊予鉄道城北線は、本来専用軌道ですが、一部併用軌道を走る区間があります。

専用軌道は、路面電車専用の軌道であるため、車など他の車両が進入することがなく、運行ダイヤが比較的守られており、一方の併用軌道では道路を他の車両と共有するため、バスや自動車などと併走することになり、町の風景がじっくり眺められます。また、併用軌道の車両は超低床式車両がほとんどで、輸送のバリアフリー化が進んでいて、鉄道と路面電車の相互乗り入れも進み、市民にとっての利便性が今後も進んでいくものと期待されています。

各地の路面電車資料館

全国各地には鉄道に関する資料館や博物館が数多くありますが、中には路面電車に関する資料を展示した資料館・博物館もありますので、秋の行楽では、こうした博物館・資料館に出かけて、路面電車の知識を身に付けましょう。

長崎市内にある長崎西洋館3階には、「長崎路面電車資料館」があり、貴重な資料などを展示しています。長崎市内を走る路面電車の変遷や使用車両などのパネルや実際に使用された標識・道具などが展示してある他、鉄道模型のジオラマも常設で展示してあります。電車の運転席を原寸大に復元した展示では、運転席に立ってハンドル操作や記念撮影ができます。愛知県日進市にある「レトロでんしゃ館」では名古屋市内を実際に走っていた車両と、開業当初に走っていた市営地下鉄の車両を展示し、展示車両は車内に入ることもできるので、運転席や客席などもじっくり見学することができます。広島市にある「ヌマジ交通ミュージアム(広島市交通科学館)では、有名な被爆電車などが実物展示してある他、航空機から船舶まで幅広い乗り物の技術や変遷を紹介していて、新交通システムアストラムラインの車両基地見学などのイベントも実施しています。

どの資料館・博物館も、市民の足として活躍している路面電車の過去と未来が分かりやすく紹介されているため、鉄道マニアでなくても充分楽しめる内容となっています。


京福電気鉄道が運営する嵐山本線は、北野線と併せて通称「嵐電(らんでん)」と呼ばれており、京都市内を走る唯一の路面電車です。嵐山本線は、下京区の四条大宮駅から右京区の嵐山駅へ、北野線は右京区の帷子ノ辻駅から北区の北野白梅町駅まで運行されています。

「嵐電」について

「嵐電」について

「嵐電」の沿線には、世界遺産や国宝をはじめとする名称旧跡が数多く点在しており、春の桜・秋の紅葉を楽しめる観光シーズンには多くの観光客で賑わい、通常は通勤・通学などの足となっています。

嵐山本線は、路線距離7.2kmで四条大宮駅から嵐山駅まで13駅あり、7~10分間隔で運行されています。また北野線は、路線距離3.8 kmで帷子ノ辻駅(かたびらのつじえき)から北野白梅町駅(きたのはくばいちょうえき)まで9駅あり、10分間隔で運行されています。嵐山本線から北野線へは帷子ノ辻駅で乗り換えることができます。料金は、全線大人200円均一、子供100円均一となっており、お得な嵐電1日フリーきっぷでは、大人500円、子供250円で販売されています。

嵐電は、夏期限定で「妖怪電車」を運行する他、様々なラッピング車を走行させるなど、路面電車を利用したイベントを毎年、数多く行なっています。

また、嵐電では電車を貸し切って自由に使える「プレミアムトレイン」を提供しています。動くパーティスペースとして、お誕生日会や子供会、結婚式の二次会等、移り行く京都の町並みを眺めながら利用することができます。

紅葉を楽しむ嵐山駅周辺の観光地

紅葉を楽しむ嵐山駅周辺の観光地

11月には紅葉祭りが行なわれる嵐山駅周辺の観光地をいくつかご紹介します。

『嵐山』は、日本有数の観光地で京都市街の西に位置し、春は桜や秋は紅葉の名所として、国の史跡・名勝に指定されています。シンボルである渡月橋を中心とした周辺全域が「嵐山」とされています。また、渡月橋を挟んで上流が「大堰川(おおいがわ)」、それより下流が「桂川」と呼ばれています。

天龍寺(てんりゅうじ)』は、足利尊氏が創建した禅寺で京都五山(格式高い五つの寺)の第一位とされており、平成6年に世界遺産に登録されました。また、中央の「曹源池」を巡る池泉回遊式の曹源池庭園は、夢窓国師(むそうこくし)の作庭でわが国最初の史跡・特別名勝指定されており、紅葉は特に人気があります。

『宝厳院(ほうごんいん)』は、臨済宗大本山天龍寺の塔頭寺院のひとつで、寛正2年(1461年)に創建されました。ここにある「獅子吼の庭(ししくのにわ)」は、背景に嵐山を取り入れた回遊式山水庭園で紅葉の名所として名高いです。特別公開のある春と紅葉シーズンには歴史ある庭園にふさわしい見事な景色を楽しむことができます。

宝筐院(ほうきょういん)』は、臨済宗の寺院で、平安時代に白河天皇の勅願により創建され、当初の寺名は「善入寺」と称した。室町幕府の二代将軍、足利善詮(よしあき)と南朝の武将楠木正行の菩薩時です。奥行きのある境内に楓の木々が立ち並び、紅葉の美しさに定評があります。

『弘源寺(こうげんじ)』は、臨済宗天龍寺派大本山天龍寺の塔頭寺院で、永享元年(1429)に創建されました。嵐山を借景に取り入れた「虎嘯の庭(こしょうのにわ)」と呼ばれる枯山水庭園は、紅葉と美しく調和し、嵐山屈指の眺望を誇ります。また、毘沙門堂には国指定重要文化財である毘沙門天立像があります。

二尊院(にそんいん)』は、小倉山山麓にたたずむ天台宗の寺院です。正式には「小倉山二尊教院華台寺(おぐらやま にそんきょういん けだいじ)」と言い、「二尊院」の名は、本尊の「発遣の釈迦」と「来迎の阿弥陀」の二如来像に由来します。平安時代初期に嵯峨天皇の勅願によって円仁(慈覚大師)が建立したと伝わります。

総門を入った「紅葉の馬場」と呼ばれる広い参道は、嵐山地区でもひときわ見事と言われる紅葉の名所です。