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夏の路面電車[市電・都電]情報

夏の旅行は路面電車のフリーパスを使ってお得に楽しもう



この夏は、ちょっとレトロで特別感のある、路面電車での旅をしてみませんか。人気の路線は、「豊橋」、「松山」、「富山」。街中はもちろん、田園風景が広がる郊外まで、プチトリップすることができます。風情のある、乗り心地の良さを楽しみながら、観光スポットや、地元のおいしいグルメめぐりを満喫しましょう。

「市内線1日フリー乗車券」でご当地グルメを楽しむ

「市内線1日フリー乗車券」でご当地グルメを楽しむ

愛知県豊橋市は、「のんほいパーク 豊橋総合動植物公園」などがある人気の観光地です。路面電車は、1925年(大正14年)に開通。現在、この路面電車を運営する「豊橋鉄道」では、「豊橋市内線」を一度乗車した場合の大人料金は150円、子ども料金は80円。1日中乗り放題の「市内線1日フリー乗車券」は大人料金400円、子ども料金200円なので、3回以上乗降すればお得になります。

そこでおすすめしたいのが、「市内線1日フリー乗車券」を利用しての、「カレーうどん屋さんめぐり」です。実は、豊橋市の人気ご当地グルメが、「カレーうどん」。「カレーうどん」の下に、とろろかけごはんが忍ばせてあるのが特徴です。豊橋観光コンベンション協会によると、市内の「カレーうどん」の麺は、自家製麺率100%。店舗によって辛さ・こだわりが異なるため、ハシゴのし甲斐があるというもの。

また、「豊鉄市内線」の魅力は、季節によって装飾に趣向を凝らした「ラッピング電車」が走っていること。それぞれのコンセプトに合わせた車内イベントが人気を集めています。例えば、夏は「納涼ビール電車」が市内を走り、ご当地グルメの「カレーうどん」も堪能できて、豊橋市の夏の風物詩として好評を博しています。

他にも、運動公園に近い井原電停付近の「急カーブ」は、半径11mと日本で最もカーブのきつい路線部として有名です。ほぼ直角に曲がっているため、運転手の熟練の技がなければ容易に曲がることができません。車内で運転技術を見てみたり、車外から曲がる様子を撮影したりと、観光客に人気のスポットとなっています。吉田城や瓜郷遺跡など、豊橋市には、まだまだ多くの見どころが満載。ぜひ路面電車で回ってみましょう。

伊予鉄の「フリー乗車券」で松山観光を楽しもう

愛媛県松山市の路面電車は、1911年(明治44年)8月の電化により登場。「市内電車」と呼ばれ、親しまれています。「市内電車」の路線は、全部で5つ。松山城をぐるりと回る1、2号線(環状線)、松山市駅道後温泉を結ぶ3号線、JR松山駅前と道後温泉を結ぶ5号線、松山市駅と本町6丁目を結ぶ6号線です。

市内の観光スポットをほぼ網羅しているため、路面電車に乗れば松山の魅力を堪能することが可能。市内電車乗り放題の「フリー乗車券」は1日の利用なら「市内電車1Dayチケット」が大人600円、子ども300円、2日間なら「市内電車2Dayチケット」が大人900円、子ども450円、さらに3日間なら「市内電車3Dayチケット」が大人1,100円、子ども550円まであり、楽しみたい期間に合わせて購入できます。

松山市には観光スポットが点在。全国的に有名な松山城・道後温泉はもちろん、小説を題材にした博物館「坂の上の雲ミュージアム」、2001年に復活した「坊ちゃん列車」、土産店が軒を連ねる「道後ハイカラ通り」などです。どれも路面電車と徒歩で回れる、松山市の特性や歴史を感じる人気観光地。切符販売所で手に入る市内パンフレットを利用して、市内散策を楽しみましょう。

富山のグルメも楽しめる「ぐるっとグルメぐりクーポン」

富山県富山市の路面電車は、1913年(大正2年)に開通。富山駅南富山駅を結ぶ1系統と、大学前から南富山駅までを結ぶ2系統、市内の繁華街をぐるりと反時計回りに回る3系統があります。8000形、レトロ電車などの単線や、セントラム、サントラムなどの連結車両など、様々な車種が市内を走り、買い物や通勤、通学の手段として市民に愛される存在です。

観光するなら、お得なのが料金1,000円の「ぐるっとグルメぐりクーポン」。路面電車の全区間が、1日何度でも乗り放題で、富山グルメの引き換えクーポン3枚が付いたお得な切符です。富山名物「ます寿司」(一切れ)や「甘酒まんじゅう」(1個)など、全13店舗13品の中から、3品を自由に選べるというもの。老舗の味を食べくらべながら、「富山城」や「秋水美術館」など、富山の観光スポットを回ってみましょう。

また2006年に開通した「富山ライトレール」が運営する「ポートラム」も、富山駅から港町に向けて走る路面電車です。「富山湾展望台」や、運河クルーズが楽しめる「富岩水上ライン」の乗降船場「岩瀬カナル会館」、「富岩運河環水公園」の行き来にも便利です。

今年の夏はぜひ、富山の「路面電車」で、観光めぐりを楽しみましょう。

ロード中
ロード中
ロード中

近年、単なる移動手段としてだけでなく、重要な観光資源としても注目を集めているのが、全国各地の路面電車です。ここでは、国内最北端を含む北海道の路面電車や、その車両の貴重さから多くのファンを持つ高知の路面電車を紹介。東京で初めて路面電車が走った日についても触れます。

夏の北海道を路面電車で旅する

夏の北海道を路面電車で旅する

北海道は1年を通して絶大な人気を誇る国内有数の観光地です。夏も、快適な気候と北海道ならではの景色やグルメを求めて国内外から多くの人が集結。北海道の2つの都市には、旅行する際にぜひ活用したい魅力的な路面電車があります。

札幌市の札幌市交通局

札幌市交通局が運行する日本最北の路面電車は市の中心部を走り、市民はもちろん観光客にも人気。2015年(平成27年)には路線がループ化され、一大繁華街のすすきのや標高531mの藻岩山など中心部を約50分で一周できるようになり、より手軽に札幌市の人気スポットを巡ることができるようになりました。

函館市の函館市電

函館市企業局交通部が運行する函館市電は、市内の主要観光エリアを網羅し、さらに短い間隔で運行しているのでとても便利です。また、車両自体も有名な映画やドラマに何度も登場しているため人気。1910年(明治43年)に製造された車両「箱館ハイカラ號」が今も現役で走っていることでも知られています。

珍しい外国製車両が残る「とさでん交通」の路面電車

高知県の「とさでん交通」は、現在も運行している路面電車の路線としては国内最古。外国製の貴重な車両が多くあり、乗り物好きの子供はもちろん、レトロな雰囲気から大人たちからも高い人気を呼んでいます。夏休みに家族旅行で訪れてみてはいかがでしょうか。

別名「ゴールドフィッシュ(金魚電車)」と呼ばれる「198号」

1939年(昭和14年)製の「198号」は、特徴的な流線型のデザインが当時から世界の注目を集め、別名「ゴールドフィッシュ(金魚電車)」と呼ばれ愛された車両。1986年(昭和61年)までノルウェーの首都オスロ市内を走り、1992年(平成4年)からは「とさでん交通」の路面電車として活躍。現在、この車両は世界に2台しかないと言われています。

1947年(昭和22年)製の「910号」

「910号」は、1947年(昭和22年)にイギリスCCFL社で製作された車両。ポルトガルの首都リスボンを走っていましたが、1990年(平成2年)に高知にやってきました。

ドイツ語の車体広告が残る「320号」

「320号」は1949年(昭和24年)に製造された車両で、オーストリアのグラーツで活躍。1993年(平成5)に「とさでん」の仲間入りを果たしたあとも、当時のままドイツ語で記された車体広告が残っています。

1905年(明治38年)製の車両を復元した「維新号」

「維新号」は、土佐電気鉄道(現とさでん交通)が開業した翌年の1905年(明治38年)に作られた車両を1984年(昭和59年)に復元した物。重厚感があり、人気の高い車両です。いずれの車両も現在は定期運行しておらず、貸切などで利用することができます。

東京で初めて路面電車が走った日

東京で初めて路面電車が走ったのは、1903年(明治36年)8月22日。東京電車鉄道(のちの東京鉄道)の路面電車が、新橋~品川間で営業を開始しました。その後、1911年(明治44年)年8月1日に東京市電気局開局が東京鉄道を買収し、路面電車事業を開始。東京の都電の歴史が始まりました。

そして、同年8月20日には王子電気軌道が路面電車を飛鳥山上~大塚間に、1930年(昭和5年)3月30日には面影橋早稲田間に開業し、現在の都電荒川線全線に相当する区間が開業。

最盛期の1943年(昭和18年)度には、一日平均約193万人もの人が都電を利用していましたが、自動車交通の発達により徐々に衰退。1967年(昭和42年)~1972年(昭和47年)には全長約181kmの路線が廃止されました。現在は三ノ輪橋~早稲田間の荒川線だけが運行しています。


道路に設置されたレール上を走る路面電車。日本各地の約20ヵ所で走行し、地域の人々の足としてはもちろん、観光用の交通手段としても大いに活用されています。幅広い世代に人気のある昔ながらの路面電車の他、最近ではスタイリッシュな外観の路面電車“トラム”も続々登場。個性あふれる様々な路面電車に乗って、夏を楽しんでみませんか。

夏の風物詩、道路を走る「ビール電車」

夏の風物詩、道路を走る「ビール電車」

各地で人気の「ビール電車」は路面電車でも運行されています。暑い夏の夜に街の景色を眺めながら味わう冷たいビールは、たまらない味わいです。

京阪電気鉄道大津線の「昭和レトロ ビールde電車」

石山寺駅坂本駅間を走る石山坂本線のうち、浜大津発を18時26分に発車する便に限って昭和レトロ感漂う空間に飾り付けられ、ビール電車として運行します。生ビールやお茶、ジュース、弁当、駄菓子の詰め合わせなどが用意されており、とても情緒ある雰囲気です。2名以上で利用できる他、30名以上の団体利用で貸し切ることもできます。

豊橋鉄道の「納涼ビール電車」

豊橋鉄道の「納涼ビール電車」は、6月中旬から9月下旬まで運行しています(沿線で行事があるときは運休となります)。平日は18時と20時の夜2便が運行し、土日祝日は11時57分発の昼便も運行。おつまみ弁当付きの「生ビール飲み放題」の他に、冷酒の車内販売、ピザの注文(要予約)などのサービスがあります。全便予約制で、個人予約は昼便と、火・木・土曜日18時発の便のみ可能です。

熊本交通局の「貸切ビアガー電」

7月~9月までの期間中、1日1便、市電を貸し切りにしてビアガーデンを楽しめます(イベントがあるときは運休)。乗車の定員は28名、利用できる時間は18時30分~20時30分までの2時間で、飲み物や食べ物は利用者で準備します。市民だけでなく、県外からも多くの利用があります。

旅先で楽しみたい路面電車

路面電車は夏の旅の魅力を一層引き立ててくれます。電車そのものを楽しんだり、観光スポットを巡ったり、家族や仲間とみんなで盛り上がりましょう。

ポートラム

富山ライトレール株式会社が運行する「ポートラム」は、富山駅北岩瀬浜を結ぶ路線です。富山駅北から2駅目までは道路上に敷設された併用軌道で、2駅目以降は路面電車の専用軌道となっています。夏に旅行をするのであれば、北前船(きたまえぶね)の歴史を堪能できる観光コースを辿るのがおすすめです。富山駅北から岩瀬浜まではポートラムの車窓から夏景色を楽しみ、下車後は北前船で栄えた町並みの散策や、名物である「三角どらやき」などの食べ歩き、富岩運河環水公園のウォーキングなどを楽しむことができます。

長崎市の路面電車

長崎市内には、長崎電気軌道株式会社が運行する5路線4系統の路面電車が走っており、昔ながらのチンチン電車をはじめ、超低床車両、他都市車両など、多彩な車両を見ることができます。夏の観光であれば、1日乗車券を利用して名所・グルメスポットを巡るのがおすすめです。長崎平和公園浦上天主堂長崎新地中華街グラバー園などを訪ねたあと、長崎港を一望できる稲佐山頂上の展望台から夜景を眺めれば、きっと忘れられない思い出になるでしょう。

日本で最も路面電車が盛んな街、広島?

日本には約20ヵ所で路面電車が走っていますが、なかでも日本で最も規模が大きいと言われているのが136編成の車両数を誇る広島県の「広島電鉄」です。広島市内には7路線9系統の市電が運行し、1日平均約15万人の市民が路面電車を利用しています。

日本最大規模とあって車両の種類も20種類以上あります。昔ながらのレトロな1両車両をはじめ、海外の試作車両をモデルに国内で量産した「超低床電車」、などが市内のあちこちで見られ、広島市は「路面電車の博物館」と言われる程です。

車両の点検や整備を行なう車両基地(車庫)は千田、江波、荒手の3ヵ所に設けられ、様々な車両が出入りする姿を見ることができます。

行き交う車両を眺めるだけでも見ごたえたっぷりな広島で、ちょっとマニアックな夏の旅を満喫してみてはいかがでしょうか。


6月10日は「路面電車の日」に制定されており、路面電車の良さを再確認する日でもあります。「路面電車王国」とされる広島市では、戦争の悲惨さを伝える路面電車が今なお現役で走り、歴史を伝えています。

路面電車の日(6月10日)

路面電車の日(6月10日)

6月10日は、「6(ろ)・10(テン)」と読ませる語呂合わせから、1995年に「路面電車の日」として制定されました。この日には、路面電車が走る各都市で記念運行が行なわれたり、記念グッズが販売されたりと、趣向を凝らしたイベントが展開されます。

路面電車が全盛期だった1960年代には、都市交通の主役として全国67都市に路面電車が走っていましたが、60年代末期になると、地下鉄などの整備も進み、モータリゼーションによってマイカー時代となったことを背景に、利用者の減少や交通渋滞の原因などを理由に、次々と路面電車は姿を消していきました。現在は札幌市、東京都区内、豊橋市、富山市、京都市、広島市、松山市、熊本市など、路線が残されているのは20都市だけとなりました。

しかし、排気ガスよる環境問題が大きくなるにつれ、かつてはスピードが遅く、道路の中央を占拠して車の運転者から邪魔者扱いされた路面電車ですが、バスやタクシーのように排気ガスを出さず、地下鉄のように階段の昇降もないことから、人と環境に優しい公共交通機関として、最近再評価されています。欧米でも路面電車を再評価する動きがあり、近年のドイツ、ロシア、オーストリアなどでは、市民の交通網として発達・拡充を見せています。

歴史を伝える被爆電車

歴史を伝える被爆電車

広島市内を走る路面電車には、様々な形式の車両が走っていますが、中でも「被爆電車」として知られる650形は、広島復興のシンボルとして、今なお現役で走り続けています。

広島市の路面電車は、大正時代の幕開けとなる1912年に開業し、すでに100年以上の歴史を刻んでいます。その長い歴史の中で最も象徴的な出来事が、1945年8月6日の原爆投下の日です。その日の朝、広島市上空で閃光が走った瞬間、建物や家屋は砕け散り、大勢の広島市民が命を落としました。通勤・通学客を乗せた路面電車も火に包まれ、線路も多大な被害を受けて全線で運行が停止されました。その光景は戦争の悲惨さを伝える上で十分すぎるほどのものでした。それからわずか3日後、被爆時に大きな損傷を免れた車両を修復し、瓦礫が広がる市内を路面電車が再び走り出しました。運行区間は限られましたが、ひたむきに走る路面電車の姿に多くの市民が勇気づけられたと言われています。被爆車両は70年もの時を超えて3両が現存しており、1両は広島市交通科学館に展示され、残る2両は今も現役のまま運行しています。

広島市の路面電車は、被爆電車以外にも大正時代の車両、戦前の車両、高度経済成長時に誕生した車両から、近未来型の最新車両まで「路面電車王国」の異名を持つほど多彩な種類の車両を見ることができます。時代の移ろいを見てきた車両に乗って昔を懐かしむ人もいれば、快適性を求めて最新車両を好む人など利用客も様々です。

この夏は広島市の路面電車に乗って、過去・現在・未来を体験してみるのも面白いかも知れません。

路面電車の集電装置

路面電車の集電装置

毎年夏の期間は電力消費量がアップし、電力需要の話題をよく耳にしますが、路面電車も架線から電気を取り入れて走行しています。路面電車の軌道上に架線を設置し、そこから電気を取り入れる機械を「集電装置」と言い、このような方法を「架空電車線方式」と言います。この集電装置は「パンタグラフ」とも呼ばれ、菱形が一般的ですが、近年ではZ型やシングルアーム型など様々な形状があります。路面電車は、この装置により電力を供給し、走行しているのです。

路面電車の電力消費量は、低速度運転時、加速時、減速時でそれぞれ異なりますが、2009年に「財団法人新機能素子研究開発協会」が、路面電車事業者6者を対象に電力消費量を調査したところ、路面電車が1kmの走行距離を走る電力消費量は、平均で2.16kwh/kmという結果が出ました。最近では、モーターや充電電池を搭載し、架線からの電力と併用した路面電車も開発されており、電力消費量やCO2排出量の低減など環境に配慮した交通機関として、さらに見直されています。