路面電車[市電・都電]用語辞典
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赤字構造
あかじこうぞう赤字構造とは、営業損益が構造的に赤字、すなわちマイナスになること。JRや都市高速鉄道などは黒字経営がほとんどであるが、路面電車はバスや地方鉄道などと同様、業態的に赤字構造であると言われている。この原因のひとつは、道路上に敷かれたレールや住宅街の合間を縫うように設けられたレール上をコンパクトに走行するために比較的小型の車両が導入され、路面電車の人件費比率が高くなること。また、利便性を上げるために保有台数を増やして運行本数を増やす傾向があり、設備の導入から保守・保全にかかる費用に見合った収入が得にくいと言ったことが挙げられる。しかし一部の路面電車では、長年連続して黒字経営を計上したケースもある。
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