路面電車[市電・都電]用語辞典
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間接総括制御装置
かんせつそうかつせいぎょそうち電車のスピード制御をする装置において、「総括制御」の機能に加え「間接御器」の機能を持ち合わせているのが間接総括制御装置である。「間接制御」は、架線から電車に電流を取り込むとき、少量の電流のみを運転台の制御器に引き、運転台のマスターコントローラー(マスコン)及び主幹制御器から離れた位置にある主制御器を遠隔操作する物。総括制御装置とは、2両以上の電車車両の制御を一台の運転台にある「マスターコントローラー(マスコン)」及び「主幹制御器」のスイッチなどで行なう装置のことである。統括制御は、1897年(明治30年)にシカゴの高架鉄道が開発される際、米国人「フランク・ジュリアン・スプレイグ」によって初めて実用化された。
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