路面電車[市電・都電]用語辞典
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既存鉄道LRT化
きぞんてつどうえるあーるてぃーか次世代型路面電車と言われる「LRT(ライトレールトランジット)」の導入方法のひとつとされるのが既存鉄道LRT化である。すでに営業運行している鉄道の設備を生かし、LRTを運行する方法のことを意味する。LRTを導入できると共に、利用者が少ない地方鉄道を有効に活用でき、市街地のアクセスが改善されるなどのメリットがある。この方法はドイツなど世界各地で実施例があり、既存鉄道のレールをもとに市街地を走る路面電車用に路線を延ばし、駅舎やプラットフォームは共用するなどの方法が採られている。導入の際には、既存鉄道の車両とLRTでは車体の幅が異なるため、駅では人が乗り降りしやすいようにLRT用に軌道をプラットフォームへ近付けるなどの配慮が求められる。
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