路面電車[市電・都電]用語辞典
- 小
- 中
- 大
-
高頻度運転
こうひんどうんてん路面電車における「高頻度運転」とは、電車の運行本数が多いことを意味する。利用者数の多い首都圏で実施されやすい。高頻度運転は“待たずにすぐに乗れる”と言う特性を持つ次世代型路面電車LRT(ライトレールトランジット)の運行システムにも導入されている。主に地方都市などでは、従来は車両編成を多くして運行本数を少なくする傾向があったが、「LRT」によるまちづくりの観点からは、反対に車両編成を少なくして運行本数を「高頻度」にする方法が求められる。2006年(平成18年)に開業し、国内におけるLRTの成功モデルとして知られる富山県の「富山ライトレール」でも、10〜15分ごとに1本のペースの高頻度運転を実施したことが利用客増につながったと考えられている。
全国から路面電車[市電・都電]を検索
全国からご希望の都道府県を選択すると、各地域の路面電車[市電・都電]を検索できます。