路面電車[市電・都電]用語辞典
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重軌条化
じゅうきじょうか重軌条化とは、路面電車など鉄道車両のレールを、より重い物に交換すること。「軌条」はレールの意味。日本では、鉄道事業で採用されるレールはJIS(日本工業規格)によって1mあたりの重さなどが定められている。一般的にはレールの重量が大きくなる程、振動や揺れが減り、上を通る車両の乗客にとっては乗り心地が良く感じられる。また、レールは電車や自動車が通過することによって狂いが生じる場合があるが、重量の大きいレールではこれが起きにくい。重い電車や高速走行の電車が通る路線、運行本数が多い路線には、重量の大きいレールが適すると考えられているので、新型車両の導入時やダイヤを改正する際などに重軌条化が検討されるケースがある。
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