路面電車[市電・都電]用語辞典
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循環回遊
じゅんかんかいゆう路面電車における「循環回遊」とは、各地域で定着している循環バスのように、いくつかの停留所をぐるりと巡る運行ルートを採用することを指す。環状のルートを巡ったり、あちこちの停留所を順番に巡ったり、また特定のルートを往復する場合などがある。路面電車では通常、車両の正面などに行き先が表示されるが、循環回遊ルートの場合は巡る方向に合わせて「循環・内回り」や「循環・外回り」などと表記されることが多い。2015年(平成27年)にループ化が開業した北海道の「札幌市電」では、行き先が決まっている循環回遊の場合は「内回り・すすきの」などと終点の停留所名が併記された。循環回遊は次世代型路面電車と言われる「LRT(ライトレールトランジット)」の、市街地への導入方法のひとつとして推奨されている。
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