路面電車[市電・都電]用語辞典
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上下分離制度
じょうげぶんりせいど上下分離制度とは、2007年(平成19年)に施行された「地域公共交通の活性化及び再生に関する法律」内に盛り込まれた制度のひとつ。次世代型路面電車LRT(ライトレールトランジット)の導入支援を充実させるために制度化された。上下分離とは、LRTにかかわる組織を線路や電気設備・信号設備などの施設を建設して保有する、主に地方公共団体などの「軌道整備事業者」と、車両や軌道と言った施設を借りて運行を担う鉄道会社などの「軌道運送事業者」に分けた表現。どちらも担う場合は、それぞれの特許が求められる。2つに分離することで、整備の効率や運行の安全性を向上させやすくなり、鉄道会社などの安定経営につながることも期待されている。
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