路面電車[市電・都電]用語辞典
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センターポール
せんたーぽーるセンターポールとは、路面電車の車両に電気を運ぶために空中に架けられた電線を支える「架線柱」を設置するときに用いられる方式のひとつ。センターポールの比較対象として、「サイドポール」と言う方法もある。センターポールは、軌道を植え込みなどで車線から分離した「センターリザベーション」と呼ばれる路線で多く採用される。センターリザベーションでは上下2線が平行して軌道に敷設されている場合が多く、その2線の間に「架線柱」を立てるのが「センターポール」。道路を横切る架線が少ない分、サイドポールより街の景観を美しく保てるのがメリットである。日本では「サイドポール」が長く主流とされてきたが、景観を重視する声が増えるにつれセンターポールも見直されている。
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