路面電車[市電・都電]用語辞典
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たわみ構造軌道
たわみこうぞうきどうたわみ構造軌道とは、軌道の構造を示す用語。軌道とは、路面電車が走行する道路上の道であり、レール及びそれを支える設備のことを指す。軌道は自動車の道路と高低差がないように何らかの素材を敷き詰め、表面を舗装して造られる。軌道の構造によっては、レールを通る電車や侵入してくる自動車の荷重でたわんでしまうが、こうした「たわみ」が比較的生じやすい構造になっている軌道を「たわみ構造軌道」と呼ぶ。例としては、砕石や砂利などを敷き詰め、その上をアスファルトや敷石で舗装する旧来の「バラスト構造」がある。たわみ構造軌道は耐久性に欠けるなどの欠点があるため、より強固で市街地での利用に適した機能を持つ剛質構造軌道の開発が進められている。
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