路面電車[市電・都電]用語辞典
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デュアル・モード・ビークル
でゅある・もーど・びーくるデュアル・モード・ビークルとは、バスでありながら、自動車の道路も電車のレール上もどちらも走行できる乗り物のこと。略称は「Dual Mode Vehicle」の頭文字を取った「DMV」である。運転モードチェンジにより、道路とレールのどちらへも行き来ができるので、路面電車や地方鉄道を低コストでより便利にできると見込まれている。海外では同様の乗り物の研究・開発が1930年(昭和5年)代にイギリスやドイツなどで始められたが実現には至らなかった。日本でも開発が進み、2004年(平成16年)にJR北海道が開発に成功して2007年(平成19年)〜2014年(平成26年)の間に試験的営業運行を行なった他、トヨタ自動車が2008年(平成20年)に開催された「洞爺湖サミット」で新型試作車のデモ走行・試乗会を行なった実績がある。
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