路面電車[市電・都電]用語辞典
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電気指令式直通ブレーキ
でんきしれいしきちょくつうぶれーき電気指令式直通ブレーキとは、路面電車など鉄道車両に用いられるブレーキの種類。「電気指令式ブレーキ」や、「Electric Commanding Brake」と言う英名の頭文字を取って「ECB」と称されることもあり、電気による指令で各車両に装備されている直通ブレーキ装置をコントロールする方式である。鉄道車両で長年使われていた「自動空気ブレーキ」について、制御弁が大型化しやすいと言う問題点を解消する物で、運転台から空気管や空気圧を制御するブレーキ弁を取り払った。これにより、省スペースになったうえ、細かい制御もできるようになった点がメリットとして挙げられる。日本では1967年(昭和42年)に大阪市交通局が「7000形」と「8000形」に搭載し、初めて実用化された。
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