路面電車[市電・都電]用語辞典
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踏面ブレーキ
とうめんぶれーき踏面ブレーキとは、路面電車など鉄道車両におけるブレーキの種類。「踏面」(とうめん)とは、車輪がレールと接する面のことであり、ここに摩擦材を押し付けて走行スピードを落とすブレーキ方式である。摩擦ブレーキの一種。踏面ブレーキでは、運転士がブレーキをかけると、車輪の側に付いている「制輪子」(ブレーキシュー)と言う部品がレールに押し当てられる。制輪子は木材や鋳鉄などで造られていて、レールをこすって美しくメンテナンスする効果もある。ただし、摩擦による車輪の消耗が激しいことや、下り坂になったルートでは摩擦熱で車輪が緩むなどのデメリットも。鉄道の黎明期から採用されてきており、装備されている車両は多い。
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