路面電車[市電・都電]用語辞典
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トーマス・コンウェイ
とーます・こんうぇいトーマス・コンウェイとは、アメリカ合衆国の電車産業界の改革者と言われる米国人トーマス・コンウェイ・ジュニア(1882年〔明治15年〕〜1962年〔昭和37年〕)のこと。ペンシルべニア大学の教授として財務を専門としながら、鉄道会社の立て直しを図るために新型車両の開発などに携わり、数々の実績を上げた。シンシナティ・アンド・エリー湖鉄道の再建中に、運行経費が少なく、床が低くて乗り降りがしやすい、高速で軽量な赤色の車両「赤い魔王」を開発したことでも知られる。各製造会社の路面電車開発を一元化して、新しい標準型電車の開発を成功させた「電気鉄道経営者協議委員会(The Electric Railway Presidents' Conference Committee、ERPCC)」の生みの親でもある。
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