路面電車[市電・都電]用語辞典
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ドラムブレーキ
どらむぶれーきドラムブレーキとは、路面電車や自動車など車両の動力制御に用いられるブレーキの一種。軸と一緒に回転する円筒のような形になった部材「ドラム」に、制輪子(ブレーキシュー)を押し付けてブレーキをかける物である。ドラムブレーキは、ドラムの内側に押し付ける「内接式」とドラムの外側に制輪子を押し付ける「外接式」、外と内の両方に制輪子を押し付ける「内外接式」の3種類があり、一部の電車で採用されるのは「内外接式」。アメリカ合衆国で「電気鉄道経営者協議委員会」による新型路面電車PCCカーの開発が進められていたころ、モータの軸に作用させるドラムブレーキが開発され、全電気方式のドラムブレーキを持つPCCが実用化されたこともあった。
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