路面電車[市電・都電]用語辞典
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ハーシュフェルド
はーしゅふぇるどハーシュフェルドとは、1930年(昭和5年)代に登場したPCCカーの開発に貢献した科学者、C.F.ハーシュフェルドのこと。カルフォルニア大学で電気工学の学士号を、コーネル大学で機械工学の修士号を取り、デトロイトエジソン社の研究部長を務める技術者であった。1929年(昭和4年)に、アメリカ合衆国で新しい標準型電車を開発するために「電気鉄道経営者協議委員会(ERPCC)」が組織化されると、翌年に技術主任として就任。もともとは電気鉄道分野には縁が薄い人物であり、ERPCC内では電気鉄道メーカーの技術者たちとの衝突もあったとされるが、先入観にとらわれない彼の新しい技術開発がERPCCの新型車両開発に良い効果をもたらしたと言われる。
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