路面電車[市電・都電]用語辞典
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標準軌
ひょうじゅんき標準軌とは、電車が走行する左右のレール間の長さを表す「ゲージ」について、基準とされる値のこと。英語では「standard gauge」と言う。国際的な「標準軌」は1,435mmである。ゲージには世界各地の鉄道で様々な値が採用されているが、ヨーロッパを含め、アメリカ合衆国や東アジアなど、世界の多くの地域で普及しているのがこの標準軌である。1,435mmと言う値は、「鉄道の父」と呼ばれるジョージ・スティーヴンソンが、1814年(文化11年)に北東イングランドの「キリングワース炭鉱」の炭鉱鉄道として蒸気機関車を設計したときに、用いられていたゲージである。日本の路面電車では標準軌を採用している鉄道もあるが、これより狭いゲージを用いている地域も多い。
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