路面電車[市電・都電]用語辞典
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付随車輪
ふずいしゃりん路面電車など鉄道車両における「付随車輪」とは、動力を持たない車輪のことを指す。通常、電車にはモータで動かされる車輪があり、それに付き添うようにモータの駆動力を持たない車輪を用いることがある。このうち、後者を「付随車輪」と言い、前者の車輪は「動力車輪と呼ぶ。いずれの車輪も鉄鋼製であるのが基本。付随車輪は動力車輪と同じ大きさがあることが多い。出力が大きい大型のモータを搭載するために、動力車輪の直径を長くして、付随車輪を小型軽量化した「マキシマムトラクション台車」もアメリカの電車メーカーブリル社により開発されている。マキシマムトラクション台車では、車両を側面から見ると大小の異なる大きさの2車輪が並んでいる。
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