路面電車[市電・都電]用語辞典
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部分超低床車
ぶぶんちょうていしょうしゃ部分超低床車とは、一部の床が低くなっている構造の電車車両のこと。道路の高さから乗り降りすることもある路面電車では、車両の床の高さを低くする「超低床車」の開発が長年続けられているが、そのなかで生まれたアイデアのひとつ。通常、車体の下部にはある程度の高さが必要な「台車」があるため、この台車とのかね合いが低床化のポイントとされてきた。「部分超低床車」の製法例としては、超低床の車体を後部に連結させた物や、2車体で挟んで3車体構成にさせた物などがある。国内では「名古屋鉄道」が2005年(平成17年)に岐阜地区の路面電車を廃止するまで、「部分超低床車」を走行させていた。同廃止後、この車両は福井鉄道や豊橋鉄道に譲渡されている。
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