路面電車[市電・都電]用語辞典
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ホイールベース
ほいーるべーすホイールベースとは、電車や自動車などの車両において、車軸と他の車軸との、間の距離を指す。「軸距(じくきょ)」や「固定軸距」などとも呼ばれる。車軸とは、左右2つの車輪をつなぐ部品である。ひとつの車両に1台の台車だけを備えた「二軸車」では車軸が前後にひとつずつであるため、その間の距離が「ホイールベース」を意味する。ひとつの車両に2台の台車を取り付ける「ボギー車」では、同一台車にある車軸同士の距離が「ホイールベース」で、台車同士の距離は「台車間隔」などと呼ぶ。ホイールベースは通常は長くなるとレールに掛ける圧力が大きくなって歪みを引き起こすことがあり、短くすると蛇行の原因にもなる。そのため、ホイールベースをどの程度の長さにするかは台車において重要なポイントである。
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