路面電車[市電・都電]用語辞典
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防振ゴム
ぼうしんごむ鉄道車両に使われる「防振ゴム」とは、主に走行時に車輪などで起こる振動が乗客に伝わるのを防止したり、衝撃を緩和したりする目的で使われるゴムのこと。路面電車からJRの新幹線まで、多くの鉄道車両の構造部材として採用されている。鉄道車両用の防振ゴムは様々な部分に利用されていて、例えば、台車の軸箱の両側に取り付ける物、弾性車輪の部品としてタイヤと輪心の間に挟み込まれる物、ダンパーの動きを助ける物、車体の下に付けて台車から車体に伝わる振動を軽くする物などいくつかの種類がある。日本ではJIS(日本工業規格)により、防振ゴムの素材や、金具と接着する際の接着の強さ、試験方法など細かく規定されている。
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