路面電車[市電・都電]用語辞典
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ボギー車
ぼぎーしゃボギー車とは、鉄道車両のうち、「ボギー台車」を装備した車両のこと。「ボギー台車」とは台車の種類のひとつで、1台の車体を2つの台車で支える仕組みになっている物。2つの台車は前後に離れていて、車両に対して水平に回転することができる。このときの回転角度を「ボギー角」と呼び、ボギー角を保てる構造があることもボギー台車の要素となっている。また、ボギー台車は台車ひとつにつき2軸4輪、計8輪と言った車輪で車体を支えられるので車両の大型化が可能である。運転手1名が乗った車両1台で大量の乗客を運べることなどで好まれ、ボギー車は登場後、急速に普及した。日本では1872年(明治5年)に最初の鉄道が開業した当時は二軸車だったが、徐々にボギー車が主流となった。
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