路面電車[市電・都電]用語辞典
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坊っちゃん列車
ぼっちゃんれっしゃ坊っちゃん列車とは、愛媛県の路面電車「伊予鉄道」で展開される観光列車の名称。夏目漱石作の有名小説「坊っちゃん」のなかで、登場人物がこの列車を利用したことから、「坊っちゃん列車」と呼ばれるようになった。初代の蒸気機関車は1888年(明治21年)〜1955年(昭和30年)まで67年間活躍して引退。2001年(平成13年)に現代の環境になじむよう配慮して改良をした復元版が運転開始した。初代は石炭を燃やして蒸気を生み出して動力としていたが、復元後の坊っちゃん列車はディーゼルエンジンを採用。当時の姿を再現できるよう、復元後の物も煙突から黒煙に見立てた白い蒸気を噴出する。基本的には毎日通常運行しており、道後温泉、大街道、松山市駅、JR松山駅前、古町駅間を走行する。
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