路面電車[市電・都電]用語辞典
- 小
- 中
- 大
-
メーターゲージ
めーたーげーじメータゲージとは、長さが1,000mmのゲージのこと。ゲージは、路面電車など鉄道車両が通る左右のレールの間隔を指し、「軌間」とも言う。国際的な「標準軌」(standard gauge)は1,435mm(4フィート8.5インチ)なので、メータゲージはそれより狭い「狭軌」の一種である。メータゲージなどの「狭軌」は敷設コストが低いなどの経済的メリットがあるとされ、アジアやアフリカ、ラテンアメリカなど世界各地で建設された経緯がある。レールの移動も簡単なことから、鉱山鉄道などに採用されることもあった。しかし、標準軌より広い「広軌」に比べると安全性が低く、大型車両の走行に適しにくいなどの問題点が挙げられている。「狭軌」は「メータゲージ」の他に、762mm(2フィート6インチ)の「ニブロク」などがある。
全国から路面電車[市電・都電]を検索
全国からご希望の都道府県を選択すると、各地域の路面電車[市電・都電]を検索できます。