路面電車[市電・都電]用語辞典
- 小
- 中
- 大
-
ライセンス生産
らいせんすせいさん「ライセンス」とは、何らかの物を作るために、ある企業や組織が開発した設計や技術をそのまま用いることへの「使用許可」のこと。そのライセンスを得て、物を生産することを「ライセンス生産」と言う。ライセンスを得るには「ライセンス料」や「ロイヤリティ」と呼ばれる契約料金を支払うのが一般的。路面電車においては、鉄道会社が自社の車両をつくる際、ある特定の組織や会社が開発した技術をそのまま使うことはルール違反であり、ライセンス契約が必要となる。1930年(昭和5年)代から世界に広まったアメリカ生まれのPCCカーも、高額なライセンス料が足かせとなって日本国内には普及しなかったなどの例がある。ライセンス生産された車両は設計・技術がそのままで、外見を各社オリジナルのスタイルにアレンジすることが多い。
全国から路面電車[市電・都電]を検索
全国からご希望の都道府県を選択すると、各地域の路面電車[市電・都電]を検索できます。