路面電車[市電・都電]用語辞典
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流線形
りゅうせんけい路面電車における「流線形」とは、車両の外見全体が細長い流線形になっていることを表す言葉。角張った形の車両に比べて空気抵抗が少なく、高速移動に適すると考えられて開発された。1910年(明治43年)代にアメリカ合衆国で電車や自動車の高速化が求められるようになると、流線形車両が流行し、その後も車両デザインのいちジャンルとして定着した。流線形車両の代表格としては、1934年(昭和9年)に登場したアメリカ合衆国・ペンシルヴェニア鉄道の電気機関車「GG1」などが挙げられる。国内の路面電車では、大阪府の大阪市交通局が保有していた「868形電車」(当時は2011形とも呼ばれる)が有名。
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